ネタを探していると新番組があったので書いておく。
久々に力の入ったアニメのようだ。制作は毎日放送、メカが河森正治とくれば、マクロスを思い出す。
公式でプロモーションが観られるが、クオリティは高いようだ。河森デザインのメインメカは、ちょっとエヴァンゲリオン風だが、河森メカには違いない。
メディアミックスが前提にあって、もちろんスポンサーはバンダイだが、ゲームやプラモ(間違いなく)、その他キャラクターグッズもわんさか出ることだろう。バンダイ以外にもメディア系スポンサーがついていて、かなり大きなプロジェクトになっている。
主人公の年齢は14歳。かわいい女の子も出てくるので、ターゲットはそれなりに掴めるだろう。バンダイもここでガンダムだけではないという何かをつくりたいようだ。
ただ、放送日時が日曜日の朝7時である。ほとんどの青少年は寝ているだろう。ま、ビデオがあるが。私は仕事で起きているので、しばらくは付き合いたいと思う。放送は4月17日からである。
http://www.eureka-prj.net/
投稿者: みかつう
MTJ #28
「Empty」上原多香子
スピード時代はそんなに知らないし、解散してからも全然気にも留めていなかったが、このビデオを観た瞬間、私の中で何かが弾けたのは間違いない。プロデュースは河村隆一。スタイルはいいし、踊りができるから所作もいい。考えてみれば、スピードのメンバーで唯一の生き残りになってしまった。誰と結婚するのかなあ。
「慎吾ママのおはロック」慎吾ママ
まさかとは思っていたが、やはり小西さんだった。こういうところで小金ができるから、印税っていいねえ。本家山ちゃんを凌ぐ売れ行きで、山ちゃんちょっと苦笑い。いろんなゲストが出てくるのでぼーっと観てても面白い。田中邦衛は、「お」でも「は」でも口の形が同じだった。
「6階の少女」hal
久々にぞぞっときたビデオ。フィルムはいいねえ。はるちゃんもげっそり感なく痩せてるからきれいだし。もうちょっと声にパンチが出るといいんだけど。あ、そうか、バックはナンバーガールか。なるほど。
「Thinking of you」Bonnie Pink
デビュー当時はどうしてもピンクの頭に目が行ったけど、よく見るとめちゃめちゃかわいいのよ、実は。んでこの渋い曲を淡々と歌ってのける。才能があり過ぎるのも毒だわ。珍しくドラマ仕立てで、南のリゾート風の町、ぼにぴんと若い兄ちゃんが、なぜかお腹の辺りで互いの服が絡まってしまい、くっついたままであちこち歩き回るというビデオ。もちろん素人芝居だけどほのぼのしてていい感じ。
ペナルティ
どうも名前が思い出しにくいコンビである。いつも代わりにインパルスが出てきてしょうがない。それはさておき、DonDokoDonのように一方がバカ売れして相方が全然目立たないコンビというのはよくあるが、インパルスもこのままいくとそうなる可能性がある。あ、違うわ、ペナルティだった(マジ間違え)。
ヒデとワッキー、二人とも高校サッカーの名門、市立船橋でサッカー部にいた経歴を持ち、特にヒデはプロ入りを断ってこの世界に入った。そのままプロになっていたら第二のヒデになっていたかもしれないのに。
芸風はFUJIWARAや初期の雨上がりに似ている。あまりきっちりとネタを観たことはないが、ワッキーのアブノーマル加減は大阪芸人の比ではない。顔や身体の動きはサッカーで鍛えたキレがあり、ナンセンスなギャグはノッてしまえば大爆発である。
ワッキーのように、動きで笑わせる芸人はあまりいない。出しどころも難しいし、場を与えてもらわないと芸を発揮できないからだ。だからコンビ芸としてはどうしても相方の印象が薄くなってしまう。
ともかく、お笑いには貴重な人材なので、これからの伸び具合が楽しみである。ヒデも頑張れ。
艦砲射撃!甲・改
FLASHを使ったブラウザでできるオンラインゲームである。文字通り、艦砲射撃で敵戦艦や要塞を撃つゲームであるが、弾道や精度がきっちり計算されていて、実に面白い。
画面のキャラクタは小さいが、ゲームバランスは練られており、かなりハマる。BGMはオリジナルだろうか、これもかなり出来がいいものになっている。
クッキー使用でオートセーブができて、成長要素がある。久しぶりにいいゲームに出会ったので紹介しておきたい。
http://www12.plala.or.jp/nextframe/flash/bs.html
MTJ #27
「牡牛座ラプソディ」キリンジ
詞が秀逸である。言葉の使い方選び方、音の捉え方、韻の置き方、全てにおいて実に興味深い。ローマ字の字幕が出るので、ついつい追ってしまう。キリンジはやはり平板アクセントで読むべきか。どうしても”麒麟児”こうなるのだが。
「数え足りない夜の足音」UA
確かレコーディングのついでにロケしたビデオだったと思う。北欧あたりだったかな。曲の渋さは言わずもがな、これは特に渋い。しかしドレミノテレビは凄まじかった。とかくその陳腐(チープとも言うが)さが嘆きの日本音楽界だが、あれを観て育った子供の中に、きっと恐ろしい才能を持ったアーティストが現れるだろう。余談だが、上のキリンジの曲でドラムやってるのがともともこと、山口ともである。
「Ex-Girlfriend」No Doubt
当たり付きのカールにまず目を奪われることだろう。あそこまでリアルにリサーチしてつくっておきながら、本来あるはずのない当たり付きとはこれ如何に。ハードチューンだがどこか物悲しい印象を受ける曲である。なぜカールが当たり付きなのか、ドラムはなぜパンイチなのか、いろいろと謎のつきないビデオである。その謎は公式で。
http://www.nodoubt.com/
「Do You Believe In Magic?」Cymbals
トミーフェブラリーより遥か以前、世のメガネっこフェチを震撼させたのがシンバルズである。でもないか。女性ヴォーカル、男二人というと甘ったるい印象のあるバンドが多い中で、シンバルズは鋭く尖った一面を持ち合わせていた。それはまさにシンバルのようにシャープに突き刺さる。おお久々にまともな評。
「少女ロボット」ともさかりえ
椎名林檎プロデュース。度肝を抜かれるとはまさにこれ。騒がしいまでにノイジーなアレンジに、妖しげなともさかの肢体が蠢く。戸川純、椎名林檎と続く憂国ロリポップ路線を継ぐのかともさか、と思われたが、事なきを得た。一児の母かよ。
恐怖の追跡
一発屋、笑えなくなった芸人、ふけたアイドル。あれ、あの人今何をしているんだろうというときは、このサイトが役に立つ。
サイト管理人が調べるのではなく、捜索依頼をサイト閲覧者が見て報告する。大抵は検索すれば出てくる情報なのだが、中には本人から報告が来ることもある。
人物だけでなく、うろおぼえの歌や昔見たテレビ番組や映画など、細かく説明できればみんながなんとかしてくれる。
そこのお笑い芸人、あのギター持って着物着て「残念!」とか言ってた人誰だっけ、とか言われないようにしよう。
恐怖の追跡 ~あの人たちは今?~
牛丼限定復活
11日は神戸で仕事があって、昼は吉野家で食べようと決めていた。そこに、1日だけの牛丼限定復活。そういえば、あれから一年になる。100%の安全という、中東和平より実現不可能な幻想を追いかけるバカな役人どものとばっちりで、もう一年も経ってしまった。
たぶん、当日は行列ができるだろう。私は、列に並ぶということを酷く嫌う質なのだが、今回は喜んで並ぼうと思う。
さて、その日の昼。休みは2時間、余裕はたっぷりある。神戸のその店へは、地下街を抜けていく。階段を上がるとすぐ店が見える。ただ昼飯を食いに行くだけなのに、ドキドキしながら階段を上がっていく自分がいる。
売り切れていないだろうか。行列はどのくらいだろうか。牛丼は食えなくても、昼飯は食わねばならない。私は、ちょっと背伸び気味に階段を上がっていった。
店の前には、行列があった。15人ほどだろうか、中に続いている。私は、列の後ろに並んだ。店内は満席であった。通行人が、感嘆の声を上げながら通り過ぎていく。
しばらく待っているが、なかなか列が縮まらない。そのうち、列を無視して店内に入っていく客が現れた。あれ?と思って様子を見てみると、私の並んでいる列は持ち帰り客の列だったのだ。前の女性に確かめると、やはりそうだった。私は、ばつが悪そうに愛想笑いを振りまいて中に入った。
忙しそうな、いや、めちゃめちゃ忙しい店員を呼び止めて、大盛りを注文した。このために朝食を少し減らしてきたのだ。余談だが、私の行く店にはなぜか中国人の女の子が働いている。ここもそうだし、大阪のよく行く店もそうだ。やはり最近の日本の若者では、労働力として不適格なのだろうか。
程なく、目の前に丼が置かれた。一年ぶりの再会である。一口食べると、あとはもういつもの牛丼であった。そのいつもに比べれば、味のしみ具合は浅かったかもしれない。コクも薄かったかもしれない。が、それは紛れもなく吉野家の牛丼であった。
一年ぶりの牛丼。私は、いろんなところが満腹になって、店を出た。
アメリカの産業のためではなく、食肉業者のためではなく、ただ吉野家のためだけに、アメリカ産牛肉の早期輸入を切に願う。