観たいものがないというのもあるが、日本映画は延々と恋人が死んだり生き返ったりする映画ばっかり作ってて、いい加減にしろよという辟易感もある。とりあえず気が向いたらハウルは観るか(たぶん行かない)。
SFフリークとしてはある意味禁断の作品、「宇宙戦争」が今年公開になる。トムクル・スピルバーグコンビでだ。このコンビは、私が小説の師と仰ぐP.K.ディックの「少数報告」を映画化、個人的にはギリギリ及第点だったが、当然、ディックのSF小説としての面白さは見事に殺してくれた。もちろん、今回も危惧はしているが、観ずに捨て置くわけにはいかない作品だろう。
アップルのムービートレーラーを覗いていると、面白そうな映画があった。「Sin City」、おお、ロバート・ロドリゲスではないか。
タランティーノがすっかり無くしてしまったバカでクールな映像を、まだこの人は持ち続けてくれている。「デスペラード」は最高によかった。パート2はがっかりしたけど。
どうもアメコミが原作のようで、トレーラーにもコミック調のカットがあった。ブルース・ウィリスとミッキー・ロークという、まるで水野美紀、水野真紀のようなキャスティングだ。トレーラーはモノクロだったが、陰影が気持ち悪いくらいキッチリついていた。
全米で今年の4月だから、日本に来るのは夏以降になるだろう。バカクールな映画を期待している。
投稿者: みかつう
ISS(国際宇宙ステーション)
スペースシャトルの飛行停止以降、ISSはその影響をモロに食らってしまった。本来ならばもうすぐ完成するはずなのだが、運用どころか工事さえままならないのが現状だ。
スペースシャトルの飛行再開予定を控えて、宇宙機関長会議というのが開かれた。NASAやESAなど主要宇宙機関の偉いさんが一同に会して、今後のISSについて話し合った。宇宙開発は、国際協力なくして成立しない。会議では、ISSの2010年の完成を目指して、更なる協力が約束された。
宇宙開発は金がかかる。今は国際プロジェクトで進んでいるが、最終的には商業運用が必要になる。そのためにも、ISSの完成、運用は絶対である。
人類の次の大きな一歩のためにも、ISS計画の成功を祈っている。
と本当ならここで終わりなのだが、気になるニュースを見つけてしまった。現在ISSで活動中の宇宙飛行士が、空調の故障や機械の異常音を調べているうちに、ISSの外壁に正体不明の付着物を発見したそうだ。
もちろん、そこは真空の宇宙。付着物というのが、外壁からしみ出てきたのか、それともどこかから飛んできたのかはわからない。なんとも気味の悪いニュースであるが・・・
MTJ #24
「Tiny Boat」The Pillows
タイトル通り、小さなボートに乗って川を下っていく。相変わらずきれいなギターでこれもしっとりとしたいい曲。ほんとにブレイクしなかったなあ、ピロウズは。
「Stupid Girl」Garbage
フィルム汚しまくりタッチの渋いビデオ。これといってヒネリはないが、バンドのイメージを伝えるには充分。サウンドもめちゃ渋。公式サイトで観られるのでぜひ。
「北風小僧の寒太郎」みんなのうた
月岡貞夫の牧歌的なアニメーションが秀逸である。と同時に、もはや日本のスタンダードといっていい曲だろう。NHKは毎冬放送する義務がある。サブちゃんバージョンも聴きたいものだ。
「泣いちゃいそうよ」ともさかりえ
隠れた名プロデューサー、上田知華の楽曲である。ともさかのシンガーとしての片鱗を垣間みさせ、アーティストとしての深みを与えた功績は大きい。ビデオは延々泣いてる女の子が出ててつまらないが、曲はいい。
「Monkey Wrench」Foo Fighters
ニルヴァーナが悲劇的な解散を余儀なくされたあと、ドラマーを中心に結成されたバンド。洋楽には疎いので経緯は調べて書いているだけだが、サウンドはパンチの効いたノリノリの曲である。場末のホテルの一室、ふと覗き込むと中で演奏している。聞きつけて他のメンバーも集まり、我慢できなくなって中に飛び込むと楽器だけで誰もいない。じゃ俺たちが、ってんで再び演奏が始まる。人気を不動のものにした一曲。
スペースコブラ
先に公開された劇場版のヒットを受けて、テレビシリーズも製作された。アメコミ風のキャラが少々苦手ではあったが、毎週楽しみに観ていたのを憶えている。
なんといっても野沢那智がいい。2枚目半のヒーローをやらせれば、彼の右に出る者はいない。勧善懲悪、無敵のヒーローが悪を倒す爽快感。精神エネルギーを撃ち出す左手のサイコガンが障害物を避けてホーミングしながら飛ぶのを見た時、欲しい!と思ったものだ。
大胆で豪快、近年ではすっかり失われてしまったヒーロー像が、コブラである。
ゴーストスカッド
04年セガ。AM2研待望の新作ガンシューである。最近増え始めたICカードを使用、プレイヤーの成長要素に加えインターネットランキングにも参加できる。
筐体はプロジェクター、銃はHK・MP5KPDW風で、発射弾数のセレクターがあり、フォアグリップにもトリガーがある。セレクターはセミ・フル・バーストの三点切り替えで、位置ではなくスイッチ式である。
適当にステージを選び、銃を構える。セレクターがやや遠いが、バーストの使い勝手はいい。レーザーポインタも出るので、照準を合わせて叩き込む。
しばらく進んでいくと、ステージセレクト画面が出た。人質救出のシーンを選ぶ。ここでフォアグリップトリガーの出番である。人質に照準を当てるとゲージが出、フォアグリップのトリガーを引くとゲージが減っていくので無くなれば救出完了。間違えてもメインのトリガーを引いてはならないが、当然敵も出てくるので、この場面はセミオートにスイッチ。確実に敵を仕留める。
とはいえ、やはり慣れないので誤射でゲームオーバーとなってしまった。
長物のリロードは、がっつり構えていると動きが大きくなるので注意したい。ハンドガンなら手首の動きだけでできるが、長物はそうはいかない。セレクターの位置も、スイッチ式は押しやすい反面、画面を見ないと発射弾数がわからないのでこれも注意だ。確かステージが変わるごとにリセットされたように思う。ムービー時にセレクトできるとありがたいのだが。
まだまだ数少ない長物ガンシューなので、がっつり構えて特殊部隊気分を味わおう。
http://www.sega-ghostsquad.com/
牛鉄鍋膳
食べよう食べようと思ってなかなか機会がなかったが、本格的に寒くなってきたので今のうちにと食べてみた。
要はすき焼き風で、牛肉の他には豆腐、タマネギ、ネギ、麩、三葉、うどんも入っていた。焼肉丼と違って、これは素直においしかった。確かに肉は多少硬いが気にはならないし、何より牛丼の味を思い出させるものであった。
最後に鉄鍋に残ったつゆをごはんにかけようとしたが、鍋が熱くて持てず、れんげですくってかけるに留まった。しかしよくよく考えてみれば、ごはんの方を鍋に入れれば済むことであり、そのためのレンゲなわけで、我ながら頭の悪さに呆れてしまった。
寒い間はしばらく食べてみたい。卵はとじで頼んだが、生でもらって鍋に割り入れ、食べ進んだ後の鍋にごはんを入れるというのを今度やってみよう。
MTJ #23
「スパイダー」スピッツ
大ブレイクする前の曲。メガホンで歌ってたりするので、こまっしゃくれたバンドだなと思っていた。曲というか、スピッツの持っている雰囲気が素晴らしい。
「大阪ストラット」ウルフルズ
ウルフルズのアイデンティティ的作品。梅地下の「カンテG」でチャイ飲んだことありやす。マジで。女の子と行ったような気がするなあ。
「マーマレードサンデイ」オナペッツ
妙に頭のでかいオカマの二人組を憶えておいでだろうか。頭のでかいというか、そういう帽子を被っているのだが。サウンドは至ってまじめで、ちょっと、いい曲になっている。ビデオは正視に耐え得るかどうか。あのキャラが。
「crazy about you」akiko
彼女がいなければ、Utadaはなかったと最近真剣に思っている。活動停止以降の情報がまったくないので(ググっても単語が絞りきれない)、少しでも情報があればお願いしたい。
「ナウロマンティック」KOJI1200
ゲイシャガールズのついでに吉本が悪ノリした感は否めないが、そこはテイトウワ、きっちりと仕事はこなしてくれる。どこをどう切り取ってもニューウェイブに仕上がっているから恐ろしい。