何を隠そう、90年代投稿小説に明け暮れていた頃、私のメインマシンはMSXターボRだった。
独り暮らし時代が終わったミレニアムとともに、MSXからウインドウズ機に乗り換えた。21世紀に替わるまでは現役で使っていたのだ。
ハルノートというMSXの統合ソフトがあって、ファイル管理や各種アプリなど、マシンパワーの差はあるものの、使い勝手はウインドウズと遜色なかった。
先日、義弟から車検の書類に使う強度計算をしてくれと頼まれたが、プログラマブルな感じだったので何かアプリはないかと探していたところ、昔のBASICが一番簡単だったので、MSXのエミュレータを探し出してきた。
必要な数値を代入して、計算して結果を表示する。憶えていたBASICのコマンドで簡単にできた。今のウインドウズではそういう機能がないので、なんとかしてほしいところだ。
そんなMSXが、WiiのVCで販売されるそうだ。残念ながらゲームだけだが、あのメタルギアソリッドも一番最初はMSXだったのだ。
1チップMSX欲しいなあ。