今日の京都新聞に、あまり愛想のない(笑)消防署員が、山でよく見るシルバーのプレートを持った写真が載っていた。
これは、山道で何か起こったときに、居場所の目印になるように地元の消防署が設置したものだ。
新聞記事によると、今月で二件このプレートが役に立ったそうだ。
子供たちが遠足で歩くような山道でも、遭難は起こる。
この季節なら、少し道を間違えて下りられずにそのまま日が暮れれば、凍死ということも充分ありうるのだ。
加えて、私もこの秋冬で痛感したのだが、観光客が山道に迷い込んでいるケースが相当数ある。
例えば山の麓にある景勝地近くにある案内標識は、平然と矢印の先に他の名所を記してあるのだが、それが山を二つも三つも越えた先にあるということまでは書いていない。
これはぜひ観光局と連携して、距離を付け足すとか、山道であるという表記を加えるとかしていただきたい。情報社会の昨今、携帯メディアと連携でもいいだろう。
一つでも少なく事故や遭難を防ぐために、観光で飯を食っている京都人なので力になれればと思う。