セキュリティをツール任せにしない

インターネットの世界にも、危険はつきものだ。死ぬことはないだろうが、死にたくなるような気持ちにはなるかもしれない。
ウイルス感染は、PCのデータを破壊し、ネットワークを介して他人にも迷惑をかける。
最近はツイッターにもウイルスやスパムがはびこっている。中でも私が最近遭遇したのは、通称”マフィアスパム”と呼ばれているものだ。
残念ながら、ノートンなどのセキュリティソフトは、この手のスパムには対応していない。感染を防ぐためには、怪しいリンクをクリックしないことしかないのだ。
このマフィアスパムは、DMを見ただけでは感染しない。リンク先をクリックしただけでも感染しない。感染するには、もう一手間かかる。
つまり、この手のスパムに引っかかる人は、セキュリティに関して警戒心が薄く、わけもわからないままに事を進めていることが多い。
それが一番セキュリティとしては危険なことだ。
結果的にそれは他人に迷惑をかけているということに気付かないといけない。
ツイッターは敷居が低く、コミュニケーションツールとして爆発的に広がった。しかし、セキュリティの面では、ウェブサイトより危険なところがたくさんある。
もう一度基本に立ち返り、怪しいリンクや、怪しいDMに注意して、ネットの世界を楽しんでいってほしいものだ。