伊達マスク

今朝の「とくダネ!」で面白いレポートをやっていた。カゼや花粉などでマスクをしている人が多いが、中には「伊達マスク」なるものもいるらしいというのだ。
つまり、カゼでもなんでもないのに、マスクをして外出するわけである。
女性は、メイクしてないからという理由が多いが、中にはマスクをすることで外界と遮断し、安心できるという人もいた。
精神的に不安定な現代の若者を象徴するような現象だ。
まったく、最近の若い奴は、と思ったが、その気持ち分からないこともない。
私も一昨年、マスクなしでは過ごせない春を経験したが、そのとき、マスクをするとやたら独り言が多くなるのに気付いた。口元が見えないからだろう。
しかし中には、家の中でもマスクをしている若者がいた。家族の前でだ。血のつながった信頼できるはずの家族の前で、何を隠すというのだろうか。
この問題、意外と根は深いのかもしれない。