こないだ、婦人警官が新一年生の悪ガキどもを引率している光景を見ていてふと思った。
道路を渡るとき、「右見て左見て」とか教わったと思うが、その先頭にいた悪ガキは、お巡りさんがそう言うと、首を機械的にぐるんぐるんとふざけて振った。
そこで思ったのだが、右や左を見ろと教えるのではなく、車が来ていないかどうかを見ろと教えたほうがいいのではないだろうか。
なんかで聞いた話だが、スペインかどっかでは、信号を守る人はなく、みんな車が来てないか見て渡るらしい。
交通量が少ないところはそれもありだし、信号を盲目的に守るより、そのほうがむしろ安全なのではないだろうか。
もし信号を信じて渡ったとしても、車が信号無視をしていたら元も子もない。例え目の前の信号が青でも、車が来ていないか確実に確認する必要がある。
千代田の女子高生も、電車に身体をすり潰されて死ぬこともなかったろうに。まだ線路を渡る勇気があるんかな、あいつら。