阪急6300系引退

最近見かけない阪急の2ドア特急。見かけないはずだ、今年早々に引退していたそうだ。
特急は、クロスシートであるべきだというのが、私の譲れないところだ。阪急は、2本に1本くらいで普通のロングシート車両を回しやがる。あれが実に腹立たしい。
6300系は純然たるクロスシート特急だ。ブラインドが金属製で、収まりの悪いものは、対向と擦れ違うたびに戸袋の中で眠気も吹っ飛ぶくらいの轟音を立てる。
それがうっとうしいもんだから、隙間に丸めた紙を詰めたりしたものだ。
嵐山線で運用は続けるそうなので、懐かしくなったらまた乗りに行くか。

藤田まこと

訃報ばかりで気が滅入る。
何の因果か、はぐれ刑事はきっちり幕引きをしたところだが、音川刑事はまだ終わってはいない。
せめてあと一本撮って欲しかった。
今日は一日、あのギターの音色が頭の中で流れていた。
音やん、まだ事件は終わってへんで。
ご冥福をお祈りする。

※27日に「京都殺人案内」の最新作が急遽放送決定。音やん、最後の活躍を見逃すな!

浅倉久志

私の小説の師匠、フィリップ・K・ディックの著書のほとんどは、浅倉さんの翻訳によるものだった。
ディックのみならず、海外SFの翻訳で活躍、その功績は計り知れない。
もしかすると私の文章のスタイルは、浅倉さんの真似なのかも知れない。
ご冥福をお祈りする。

酸の雨は梅雨になった

ボトムズ幻影編というのが3月に発売される。銀婚式を迎えたバニラとココナが、昔を思い出してどうのこうのという話だ。
ボトムズファンとしては観てみたいのはヤマヤマである。
それだけならよかったのだが。
なんと、引き続いてまだまだ新作が発表された。しかしこいつがどうも曲者だ。
かつて、ガンダムという作品を、バンダイがプラモデルを売りたいがためにめちゃくちゃにひっかきまわし、延々と駄作を制作して、結果としてヒット作ができたものの、オールドファンが抱いていたガンダムの世界はめちゃめちゃになってしまった。
その二の舞に、ボトムズがなろうとしている。
「装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE-ケース;アービン-」
「ボトムズファインダー」
「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」
幻影編は高橋監督だが、この3作は違う。富野でないガンダムと同じだ。
富野=ガンダムはさておき、ボトムズは高橋監督以外は認められない。
しかし、ドル箱のガンダムが頭打ちとなった今、サンライズとしても完全新作で冒険するより、過去のヒット作にぶら下がったほうが得策なのだろう。
とりあえず、BSでも地上波でもいいから、テレビシリーズを再放送してくれ。話はそれからだ。

ボーイング YAL-1


まったくアメリカって国は、いつの間にか陰でこそこそっとこういうことをやるような国になった。
この飛行機、見かけはジャンボジェット機だが、鼻っ面にぽちょっと出ている突起物、これ実はレーザー発射装置だ。
発射直後の上昇途中にある弾道ミサイルを、このレーザーで迎撃するわけだ。
なぜジャンボ機を使うのかはわからないが、キャビンは高出力のレーザー発振装置で埋め尽くされているに違いない。
来年辺り、ハリウッドの場末アクション映画にでも出てきそうな勢いだ。