カップを持ってみてわかったが、エンボス加工がされている。ちょっと気色悪い。
匂いはいいが、味はやはりバターがしつこい。バターラーメンは大好きなのだが、オプションで本物のバターを入れるに限る。
きのこの食感はいい。かやくは食べ応えがあるかも。
秋限定、もうすぐ食べられなくなるが、別にいいよ、って感じだ。
月: 2007年9月
福田内閣
国民は政治に関しては素人である。だからこそ、政治に長けた人間を国会に送る。
そんな素人が福田内閣の顔ぶれを見てまず思うことは、古い自民の復活だろう。
古い自民の復活は、誰も望んでいない。
民主党を政権政党に選ぶことをためらっていた有権者も、今度ばかりは大きく動くかもしれない。
この内閣がしくじれば、再び自民党が下野する日もそう遠くはないだろう。
明星焼きラーメン
最近のムーブメントなのだろうか、こういうスープのない麺類が多い。
できればインスタントものを食べる前に店で食べたいのだが、そういう機会もないので甘んじよう。
作り方はカップ焼きそばと同じである。湯を入れて、待って、湯切りして、いろいろ混ぜる。
これの場合、細めんなので茹で時間が二分と短い。うっかりしてるとのびてしまうので注意だ。
さすがは明星、細めんながらしっかりしたコシである。味はさておき、タレの油がかなり口元にまとわりつく。こんなもんなのだろうか。
焼チキン同様、暑い時期はいいかもしれない。だが、これと普通のラーメンを並べると、果たしてどちらを選ぶだろうか。
存在価値に疑問を抱かざるを得ない。まずくはないが。
菊乃井の犬
墓参りの道すがらに、菊乃井という京料理屋がある。
春秋の彼岸、盆と通るたびに会うのが、そこで飼われている犬だ。
特段かわいい犬ではないが、たぶん住み込みの板前さんたちにかわいがられているのだろう、かなり人懐こい。墓参りに行くたびに、犬元気かなと楽しみにしているほどだ。
しかしもう10年以上15年近くになるので、今ではかなり高齢である。最近では、まだいるかなとだんだん心配になってきた。
春の彼岸のときなど、いつもいる玄関先に姿がないので、とうとう死んだかと意気消沈していると、何やら吠える声がする。探してみると、駐車している車の奥の、日の当たる暖かいところにつながれていて、ここにいるぞと言わんばかりに我々を見て吠えていたのだ。
秋の彼岸は、まるで真夏のようなクソ暑さで、犬は玄関先にいてくれたがかなりしんどそうだ。
寝ているところを撮ろうとした瞬間、起き上がってくれた。
また来るからな。ええもん食わしてもらえよ。なんせ菊乃井やからな。