まさかこんなに早くその時が来るとは。三嶋亭の肉でのすき焼きである。切り落としだが。
我が家は、いわゆる関西風のすき焼きではない。見ての通り、割り下で煮込む関東風だ。家族で囲む鍋の要素もあるため、こうなったものと思われる。私が物心ついてからずっとこの形式だ。
ただし、亡くなった祖父だけは関西風にこだわりがあったらしい。ほんまはこうするんや、と一度だけ関西風で食べ出したことがあるが、その後やはり元に戻った。
牛肉、ネギ、玉ねぎ、白菜、モヤシ、こんにゃく、麩、焼き豆腐、まいたけ、もちろん溶き卵で食べる。そして、終わったらうどんだ。
満腹度★★★★★