本来のシナリオとしては、小泉内閣の交代時期に合わせて出てきたかったのだろうが、民主党があんな状態になってしまったので本人としてはちょっと早かったのかもしれない。
さて、いよいよ真打本命登場という感じだ。小沢でダメなら民主党はいよいよ解党の道しか残らない。
思えば十数年前、日本の政治に劇的な革命が起こった。与党自民党の下野、細川連立政権だ。確か、円高が90円くらいまで進んだ時期だったように思う。その後、自民社会さきがけという初の左翼連合政権を経て、自民党は再び政治の主権を握った。
元はといえば、民主党のほとんどが自民党から袂を分かった連中である。そんな連中に対抗政権などできるはずがないと思っていたが、小沢民主党はその可能性を大いに秘めている。
さて、問題山積のこの国、舵は誰に任せようか。