人生いろんなことがある

妹に二人目が生まれた。女の子だ。お兄ちゃんになった甥は、突発性発疹による高熱でダウンしている(こないだのけいれんはこれが原因)。あちこち走り回ってはいるが。
父がガンになった。S状結腸に腫瘍があるらしい。そりゃショックだが、当人はいつもの調子だ。余命何年とかそういう話にはまだなってない。病院が満員で、手術は月末になりそうだ。そんなんでいいのか、おい。
妹は出産、父はガン、甥は高熱、そして祖母は軽いボケ。母の身が心配である。まあ、うちのおかんはそれくらいでへこたれるようなおかんじゃないが、こうも重なるとさすがにしんどいと思う。
さて、強運を発動する時がきたようだ。普段運が悪い分、こういうときに強運が舞い降りる。
地球のみんな、オラにちょっとずつでいい、力を分けてくれ。

永田くん、君は辞職やないのか?

インターネットで取り交わされているメールの真偽を、プリントアウトした薄っぺらな紙一枚で糾弾するとは恐れ入る。
メールヘッダもない、メールサーバのログもない、そんなものを国会に持ち込んでわめき散らした永田くん。君が議員辞職にならないのが不思議だ。
サービス業をしていると、しばしば客のクレームというものを目にする。クレームというのは、いくらこちらが正当であっても、客がそう思えば全てがクレームになるのだ。
永田くん、君のやったことは、横暴な客の横暴なクレームだ。あんな薄っぺらな紙一枚で国会を混乱させた責任は大きい。
議員を辞職するべきだ。共産党へ出向して情報戦のノウハウを学んでこい。

神はやはり最後に爆弾を用意していた

大事には至らなかったということをまずここで述べておく。
夕食はお好み焼きだった。我が家のお好み焼きは、生地を私が全て担当する。母親が用意した材料を合わせて生地をつくり、一枚目が焼き終わる頃だった。
私の横でテレビを見ていたはずの甥が、どたっと倒れた。何かにつまずいたのかと思って目をやると、甥がけいれんを起こしている。
身体を小刻みに震わせて、手足を縮こませ、目の焦点も定まらない。
とりあえず救急車を呼ぶことにした。母親である妹は二人目が臨月である。あまり負担はかけられない。だがいつの間にか、妹も母親として強くなっていた。けいれんを起こした時間を何度も復唱し、救急車を待つ。私は、誘導のため外に出た。
電話をしてから数分で救急車が到着、私の脳裏に、三年前のおじいのことが思い出された。救急隊員が甥を抱きかかえて運び出してくる。妹と母が同乗した救急車を見送った。
心配して集まってきてくれた近所の人々が声をかけてくれる。こういうとき実に心強い。「どうもないか」「大丈夫やて」私の膝は震えたままだが。
結局、甥は熱性けいれんを起こしたわけで、39度から熱があった。熱があったにも関わらず、彼はこの日もいつもとかわらず暴れまわっていたのだ。
大泣きしたときにも起こるらしく、乳幼児にはよくある症状で、命に関わることはまずないそうだ。だが、あの甥の様子を見ていると、例えそうだとわかっていても怖い。ともかく、1時間ほどして元気に帰ってきた。何よりである。
こうして、恐るべき誕生月は終わった。しかし、去年仕事をクビになったのは3月だったわけだが・・・