F1第10戦フランスGP

FIAという組織が、F1を統括するには実に不適格な組織であることがはっきりしたと思う。FIAには、事情がどうあろうとグランプリを安全に開催する責任があり、アメリカGPの責任をチームやミシュランに押し付けるだけの非常に無意味な組織なのである。
この行為は、コンコルド協定に関して反発している各チームへの嫌がらせであり、F1は早急にFIA統括下から脱却する必要がある。FIAに我々ファンの手で、NOを突きつけなければならないのだ。
話をフランスGPに戻す。予選で琢磨が表彰台を狙える好位置につけた。消化不良が続くレースの鬱憤を晴らしてもらいたいものだ。
アロンソが好スタート、後続を引き離しにかかる。2番手はトゥルーリ、フェラーリの2台も久々に上位を窺う。
序盤から各マシンが次々とピットイン、今回は3ストップ作戦を採っているチームが多い。順位の変動が目まぐるしい。こういうときは、たなぼた優勝もありうる。
琢磨仕掛けて自滅。もったいないけど攻めてるのでよしとしよう。挽回に期待。と思ったらまたコースオフ。万事休す。
アロンソが優勝、ルノーは母国グランプリを飾った。これでアロンソはドライバーズチャンピオンシップの最右翼となった。エンジン交換のペナルティを克服してライコネンが2位、シュー兄も3位に入った。バトンは4位でホンダ初ポイント。
琢磨は攻めの姿勢が裏目に出たが、次につなげてほしい。