大雨じゃ

100525
写真は、24日18時半の三条大橋の監視カメラの映像だ。
既に雨は上がったが、河川敷のすぐ下まで水がきている。
荒神橋観測所では、午前11時に1mの水位を観測した。鴨川で1mは相当な量だ。

全国的にも大雨が降り続き、各地で被害が出ている。
これくらいの大きな低気圧は冬には頻繁に発生して珍しくもないが、今は冬と違って低気圧のスピードが遅いので、その分雨が長く降り続いてしまう。
日曜日は地元の祭りだったが、一日中雨に降られて散々な様子だった。
今週、また低温の情報が出るようなので、体調管理には注意していただきたい。

やっと梅雨明け

8月3日は観測史上最も遅い梅雨明けとなる。
しかしこの数年、いや、もしかすると十年くらい、太平洋高気圧が梅雨前線を北に押し上げて、という梅雨明けのパターンを見たことがない。
今年もよくある前線消滅だ。梅雨が長引くとこんなのが多い。
さあ、暑いぞー。

京都でも大雨

なぜか京都のアメダスは降水量のデータが欠損していた。壊れたか。
午前10時過ぎ、突然雨が降り出し、今年一番の降り方だったように思う。
黒いスーツ姿のショートカットのアンジェラ・アキ似の女性がずぶ濡れで歩いていた。
その後も一日思い出したように強い雨が降り、被害こそなかったもののかなりの量の雨が降った。
データがないので観測所データを細かく見てみると、東山や山科では降水量が観測されているのに、府庁付近ではゼロだった。恐るべし、これがゲリラ豪雨か。
欠測ではなく、京都市中心部では降っていなかったのだ。これでは、京都の降水量は公式にゼロになる。あんだけ降ったのに。
090727

一応梅雨入り

今年も雨は少なそうだ。近畿は早くも少雨警戒情報が出ている。台風もまだ二個しか発生していない。
まだ蒸し暑いというほど暑くはないが、昼間はさすがに汗だくだ。それでも陰に入ると涼しかったりする。
さて、気象庁がいわゆる梅雨入りの宣言をきっちりしなくなってからだいぶ経つが、それにしては今年は思い切った判断だ。
梅雨入りしたとはいえ、今週は雨が続くわけではなく、週末は晴れたりする。
こういう季節に関連する発表は、実は社会の消費動向を左右していたりするのだ。
気象庁が梅雨入りしたといえば、それに関連した商品が動く。その切っ掛けになるわけである。
だからだらだらと先延ばししていたら、デパートの雨具売り場から矢のような催促が来る、わけはないが、まあそんなところだ。雨具売り場てw

近畿豪雨

近畿が集中豪雨の標的になるのは珍しい。梅雨末期のいわゆる湿舌により、九州や四国ではよく大雨が降る。
今回は復活した元梅雨前線の影響で、その梅雨末期と同じような状況になった。
京都市内は昼前から雲行きが怪しくなり、昼過ぎから10ミリを超える雨が降り始め、雷も二時間近く鳴り続けた。
神戸や大阪でも30ミリを超える激しい雨が降り、神戸では急激に増水した河川に流された四人が亡くなった。
この時期、海や川で遊ぶことが多いと思う。特に川では、大雨で急激に水位が上がることがある。
雨が降ったら川から離れて高台に上がることは言うまでもなく、降らなくても上流に雨雲があったら川の水位に充分気をつけよう。