今年はたぶん、例年に増して降水量が多いはずだ。
こないだの18号に近いコースで、南から近づいてきた27号。
昨日から降り続いた雨で、京都市民は戦々恐々としていたに違いない。
昼休み、鴨川は川幅いっぱいに濁った水を流していた。
数十年に一度の雨が、月イチでやって来られてはたまらない。
幸い雨は峠を越え、明日以降は秋晴れが続くそうだ。
雨はもうたくさんだ。休みをくれ。
タグ: 台風
台風が季節を運ぶ
今日の京都は台風一過とはいかないがさわやかな一日となった。
夜ともなるとすっかり冷え込んで肌寒いを通り越して寒い。
思えば先週の今頃は、同じ台風一過で真夏日がよみがえっていたものだ。
同じ台風でも通り過ぎるコースによって全く違う気候になるのである。
先週の24号は、日本海側を通り過ぎて行った。
日本の北側を通る台風は、台風に向かって吹き込む風が南風となり、暖かい空気を運んでくる。
逆に今日の26号のような日本の南側を通る台風は、吹き込む風が北風となり、大陸の乾いた北風を運んで涼しくなる。
台風は季節を運んでくれるのだが、同時に災害も運んでくるので少々厄介だ。
台風26号首都圏直撃へ
今年は台風の当たり年だ。
このままいけば、年間30個の大台に乗ることはほぼ間違いない。
一年に台風が30個以上発生することはそうそうない。ちゃんと調べてないが、二十年三十年に一度くらいではないだろうか。
26号も、嵐山の渡月橋を沈下寸前にまで追い込んだときの台風のルートに似ている。
近畿は夜半に最接近、首都圏は明日の朝に直撃だ。
既に東海関東の太平洋岸では猛烈な雨が降り続いている。
今後も強い雨が降り続き、台風の接近に伴って風も強くなるだろう。
厳重に警戒していただきたい。
台風24号厳重警戒!!!
今年最悪の台風が接近中だ。
まずはこの衛星画像をご覧いただきたい。
これだけはっきりした目を持つ台風は近年でもかなり稀だ。
この目はすなわち、台風の強度をそのまま示している。台風の目力とでも言おうか。
現在は沖縄近海を西進しているが、やがて偏西風に乗って進路を東に向けて、本土にロックオンをかける。
その予想進路がまた最悪だ。
あのリンゴ台風で知られる1991年の台風19号のように、日本海側が予想ルートになっている。
台風が日本海側を通った場合、陸地のほとんどが危険半円に入り、台風に吹き込む風に台風自身の速度が加わり、強烈な南寄りの風で大きな被害が予想される。
海上を高速で進むと、陸地を通った場合と比べて勢力がそれほど落ちず、強大な勢力のままあっという間に東進して北海道や東北にも大きな被害が出るだろう。
常に最新の情報を入手し、必ず明日中に対策を講じていただきたい。
24号は間違いなく今年最悪の台風になるだろう。
台風17号通過中
台風17号はこの記事を書いている時点で、潮岬を通過して名古屋方面に向かっている。
京都は1時間ほど前から風が強くなった。家が揺れるほどだ。
雨はそれほど強いわけではないがしっかりと降っている。
窓から吹き込む風は涼しいを通り越してむしろ薄ら寒い。
気温は台風の接近で20℃を下回った。そりゃ涼しいわ。
雨の止み間が神戸に近づいているので、京都でもあと2時間ほどで雨は止むだろう。
台風の前面に雨雲が集中するので、首都圏の太平洋側は強雨に注意して欲しい。
足が速いので北日本も充分に警戒を。またりんごが大量に落ちるようなことがあっては困る。もう収穫終わったかな。
台風17号接近中
季節的にもちょうど台風シーズンだ。最近はあんまり関係なくなってきたが。
けっこうでかい台風17号が、台湾を目前にしてまるで中国の味方でもするように向きを変えてきた。
今後偏西風に乗って東寄りに向きを変え、速度も上げてくるので急接近に注意だ。
速度がある、海水温が高い、と条件は最悪で、勢力はほぼこのままで日本にやってくるだろう。
日曜日の予定はキャンセルしたほうがいいかもよ。
過去最強の台風15号沖縄に接近
中心気圧910hpa、中心付近の最大風速が50mという、車に例えればF1並みの最強の台風だ。
恐らく沖縄は、人的物的被害が相当予想される。
予想される瞬間最大風速は70m以上、これは地上の建造物のほとんどに何らかの被害を与えるレベルである。
しかも夏台風特有で足が遅く、長時間に渡って強烈な風が吹き続けることになる。
台風に慣れているとはいえ、沖縄のみなさんは絶対に油断されないよう、先の震災のようにまさかここまで津波が、というような過信は絶対に禁物である。