未だ台風発生なし

ネットのニュースを見てはたと気づいた。
今年はまだ台風が一つも発生していない。
もう6月になろうというのに、これはかなり異常だ。
天気というのは大まかにいうと大気の流れの結果である。
地球の大気が様々な要素で変動することで、雨が降ったり雪が降ったりする。
台風も同じだ。
海水温が低いわけでもないので、もしかすると南海上の海水温の変動が少なかったり、大気の流れが緩かったりしているのだろうか。
まさに嵐の前の静けさである。

台風崩れと侮るなかれ

与那国島で最大瞬間風速81.1m/sを記録した台風21号は熱帯低気圧になった。
瞬間とはいえ秒速80mを超す風である。時速に直すと300km/h近い数字だ。
台風か台風でないかの基準は、中心付近で規定以上の風が吹いているかそうでないかだけである。
そうでないからとはいえ、台風に匹敵するパワーはまだ保っている。
その台風21号崩れの低気圧が、日本海付近へ戻ってくる。
今後急速に発達し、いわゆる爆弾低気圧となる予想だ。
沿岸では強風と大雨に注意である。
大荒れの10月となりそうだ。

台風過ぎて大雨

四国の南海上から律儀に北上してきた台風11号は、そのまま真っ直ぐ四国中国地方を横断していった。
そのまま真っ直ぐ北に進んでくれりゃいいものを、なまじ北東に進んだもんだから、台風の南東側の雨雲エリアがずっと京都にかかり続けている。
昼過ぎから強い雨が降り続け、少なくとも今日いっぱいは降るだろう。
一昨年だったかのあの豪雨を思い出す。
あの時はこんな雨が一日中続いていた。
現在、京都府内市内各地に土砂災害警戒情報が出ている。
厳重な警戒をお願いしたい。

台風過ぎて大雨
18時ごろの三条大橋

早くも台風

6号が現在接近中である。
確かに台風の発生ペースは速いが、たまにはそんな年もある。
この時期にフィリピン辺りから東へ向かうコースも珍しい。
だいぶ風の流れが例年と違うようだ。
日本の南海上を通るのであまり影響はないとは思うが、腐っても台風なので充分警戒していただきたい。