13号も急襲

人間ごときがそんなに心配しなくても、自然は自然でちゃんとなっている。
現在までに発生した台風で、上陸や接近していない台風はたった4個。
恐ろしい命中率だ。
水不足はこれで心配ないが、代わりにいろんな被害が出始めている。
人間はじっと耐えるしかない。
あとは神に祈るしかない。ま、ロクな神がいないが。

台風12号九州を急襲

という記事を書きたかったが、発生してからのろのろと進んだのでちょっと外した。
一時はかなり勢力が強かったが、今は衰えてきた。
このまま日本を迂回するように日本海を北東方向に進むだろう。
やっといつものコースだ。
西低東高の変わった気圧配置はしばらく続くのだろうか。
涼しくなりゃいいのよ。

自由過ぎる台風10号

迷走台風は別に珍しいことではない。
年に一個くらいは出てくる。
しかし、北緯40度線を越えて西に進む台風は、長年気象に興味を持っているが見たことがない。
いくら夏でもこの付近には偏西風が吹いているはずだ。
高層天気図を見てみると、朝鮮半島付近にべろーんと舌のように寒気が居座っており、大気の流れは沿海州からサハリンのほうへぐるっと回っているので、ヘタすると東北を西進した後にそのままぐるっと回って北海道の北を東進する可能性もある。
さすがにその頃には台風ではなくなっているだろうが、なんと自由な台風である。
しかし台風は自身で動いているわけではなく、周りの大気の流れに身を任せているだけの話だ。
一番迷惑しているのは台風なのかもしれない。
大きな被害が出ないことを祈る。

トリプルタイフーン

V3もオーバーロードする三つの台風が日本に接近中だ。
11号は今日にも北海道上陸へ、9号も後を追うようにして三陸沖を北上中だ。
10号は日本の南海上をふらふらと西進している。
どっかのまとめサイトでこの10号の動きがあり得ないとか書いてあったのを見たが、この時期は偏西風が弱いので夏の台風としては標準的だ。
むしろこの時期に三陸沖を北進するコースの方が珍しい。
天気図を見ると、既に太平洋高気圧はお役御免のようで、オホーツク海高気圧がどっかりと居座っている。
もうこれは夏の天気図ではない。
いつもなら九州沖縄がターゲットなのだが、北海道が立て続けに狙われているというのも近年例がない。
小さいとはいえ腐っても台風なので、警戒は厳重にしていただきたい。

台風7号接近中

今年初接近の台風だ。
18時現在で関東沖にある。
今後、東北地方の太平洋側をかすめるように進み、上陸の可能性も少しある。
そしてこの台風に吹き込む湿った空気の影響で、各地で大雨が降っている。
今後の情報に充分注意していただきたい。
大文字消えるな。