こっち向いたぞ


15号と16号が揃って南海上で北を向いた。
15号は迷走を繰り返す間に発達してしまった。
しかし大陸の高気圧の張り出しが強いので、うまくいくと上陸するまでに偏西風が流してくれるかもしれない。
それでも日本に近づくのは確実なので、先の大雨で危険な状態にある和歌山、奈良地域は厳重に警戒していただきたい。
この台風が過ぎると、日本にも秋がやってきそうだ。

台風12号豪雨災害

台風に大きい小さい強い弱いは関係ない。
大きかろうが小さかろうが、災害は起こり、人は死ぬ。
速度の遅い夏台風の恐ろしさを、12号は我々に知らしめた。
今回、自治体の避難勧告がなかったとかいろいろ言われているが、自分の身は自分で守るということを徹底しよう。
指をくわえて待っていても、濁流は止まってくれない。
危ないと思ったら、人から笑われようが指を差されようが避難しよう。
今回の災害を教訓とし、次に備えるのが我々にできる最低限のことなのだ。

ダブルタイフーン


11号と12号が不気味に接近中だ。
一応二つとも徐々に北上しているが、万が一同時に接近するようなことがあれば、日本はどうなるかわからない。
もしかすると合体して一つになるかもしれない(マジである)。
このまま高気圧がブロックしてくれればいいのだが。

夏と秋


それこそ文字通りうだるような暑さが続いていたが、週末はとんと涼しくなった。
徳光さんはさぞかし走りやすかっただろう。猛暑なら確実に死んでいた。
今日の天気図も前線を境に南が夏、北が秋だ。
電力事情のためにもこのまま涼しくなったほうがいいのだろうが、夏の商売をしている人達にはせめて来週くらいもう一度暑くなってもらいたいものだ。

新潟、福島で豪雨


NHKがヘリで信濃川沿いを飛んでいたが、川幅一杯に真っ茶色の濁流が流れていた。
梅雨末期によくある状況と同じで、太平洋高気圧から吹き出す南西の暖気流と、オホーツク海高気圧から吹き出す北東の冷気がちょうどぶつかって、この気圧配置が崩れない限り、延々と雨雲が量産され続けるわけだ。
雨の峠は越えたようだが、山間部に降った雨がしばらくは流れてくるので充分気をつけていただきたい。