台風に大きい小さい強い弱いは関係ない。
大きかろうが小さかろうが、災害は起こり、人は死ぬ。
速度の遅い夏台風の恐ろしさを、12号は我々に知らしめた。
今回、自治体の避難勧告がなかったとかいろいろ言われているが、自分の身は自分で守るということを徹底しよう。
指をくわえて待っていても、濁流は止まってくれない。
危ないと思ったら、人から笑われようが指を差されようが避難しよう。
今回の災害を教訓とし、次に備えるのが我々にできる最低限のことなのだ。
カテゴリー: 気象
12号ロックオン
やばいよやばいよ、明日仕事だよ。
こうなったらなまじど真ん中を通ってくれたほうが雨は少ないのだが。
近畿地方は明日終日暴風圏内だ。スピードが遅いので厳重な警戒を。
来阪の予定がある方は、遺書を携えていらっしゃい。
12号警戒
本格的な台風シーズンの手始めに、ちょっとでかいのがやってきた。
まだ上空の気流が安定してないので、進路がふらふらだ。30度線を越えればたぶん東進してくると思う。
上陸はほぼ間違いないだろう。厳重な警戒を。
ダブルタイフーン
11号と12号が不気味に接近中だ。
一応二つとも徐々に北上しているが、万が一同時に接近するようなことがあれば、日本はどうなるかわからない。
もしかすると合体して一つになるかもしれない(マジである)。
このまま高気圧がブロックしてくれればいいのだが。
夏と秋
それこそ文字通りうだるような暑さが続いていたが、週末はとんと涼しくなった。
徳光さんはさぞかし走りやすかっただろう。猛暑なら確実に死んでいた。
今日の天気図も前線を境に南が夏、北が秋だ。
電力事情のためにもこのまま涼しくなったほうがいいのだろうが、夏の商売をしている人達にはせめて来週くらいもう一度暑くなってもらいたいものだ。
新潟、福島で豪雨
NHKがヘリで信濃川沿いを飛んでいたが、川幅一杯に真っ茶色の濁流が流れていた。
梅雨末期によくある状況と同じで、太平洋高気圧から吹き出す南西の暖気流と、オホーツク海高気圧から吹き出す北東の冷気がちょうどぶつかって、この気圧配置が崩れない限り、延々と雨雲が量産され続けるわけだ。
雨の峠は越えたようだが、山間部に降った雨がしばらくは流れてくるので充分気をつけていただきたい。
実はまだいる6号
夏特有の迷走ぶりで日本の南岸を通り過ぎた台風6号。まだいる。
コースを辿ってみると面白い。
四国沖から真っ直ぐ北上してきたかと思いきや、そのまま沿岸沿いを進み、室戸岬の東へ上陸したかと思いきや、あかんあかんと言わんばかりにまた海上へ戻って東進、潮岬をかすめて今度は南東へ。
そのままふらふらとしばらく進んで、ようやく北へ進路を取ったようだ。
台風は、基本的には上陸を嫌う傾向にある。進路に影響する気流がない場合は、ふらふらと陸地へ向かうものの、山にぶつかって戻ってくるような進路をとることもあるのだ。
行き過ぎた台風が戻ってくることもある。
フィリピン沖を西進して中国に上陸した台風が、反転して日本へやってくる場合もあるのだ。
6号も戻ってくる可能性がないわけではない。いや、ないか。