震災報道がようやく落ち着いて、テレビ各局は新たな体制をスタートした。
NHKはBSを2波に編成、全てハイビジョン放送となった。麗しのひとみんがハイビジョンだぞ。そりゃもう美しさ倍増だ。
日テレの羽鳥アナがフリーとなって、今度はテレ朝の朝に出撃だ。
しかしあの安定感は恐れ入る。逸見さんの再来と言ったら言い過ぎか。言い過ぎだなw
この改編で一番気がかりなのが、日テレの昼だ。
恐ろしいことに、20代から40代の主婦層と男子学生がターゲットらしい。そこにターゲットを置くこと自体、狂気としかいいようがない。
よくよく考えたら、日テレは昼の二時間、しかも帯でバラエティをやっているのと同じ勘定だ。無茶以外の何物でもない。
案の定、視聴率はスタートから3、4%どまり。このまま上がらなければ1クールともたない。
そもそも、DONを打ち切ってまでの改編なのに、ターゲットの設定から数字を取りに行ってるとは思えないし、バラエティを選択した時点で、いいともを越えるものができるとは到底思えない。
そして一番大きなポイントが、数字を持っている出演者が皆無だということだ。これに尽きるだろう。
ナンチャンはまだいいとして、なぜサポートの女子アナに知名度のないド新人をもってくるのだろうか。夏目三久クラスならともかく、60点くらいの新人を。
まあ、それもこれも含めてぶっちゃけ、どうでもいいのだがw
カテゴリー: テレビ
災害報道のあり方
週が明けて、一部の民放は通常番組を放送し始めた。否定的な意見も多いが、私はそのほうがいいと思う。
いくつものチャンネルが同じ内容を放送していても、視聴者は一つしか選べない。それならば、異なった内容を放送して、選択権を与えるのが妥当だ。
それに、相変わらず東京キー局の災害報道はワイドショーの域を出ていない。
津波の様子やガレキの山と化した街をレポーターが歩いて、酷いとかすごいとか当たり前の言葉を繰り返すだけだ。
それに、スポンサーで番組を制作する民放では、原発の話題を慎重に扱わざるを得ない。東京電力が大手のスポンサーだからだ。
災害報道もそうだが、テレビ番組の作り方そのものも見直すべきではないだろうか。
石原都知事の言葉を借りれば、東京こそ我欲を洗い流すことが必要なのだ。日本の首都なら範を示せ。
クレイジーセット?
今噂のCMだ。特にアメリカで、この子供たちの反応が、まるでドラッグをやっているようだとか、狂気染みているとか言われ、これはもうハッピーセットじゃなくてクレイジーセットだよ、と全米を震撼させているそうだ。
まあ確かに、この子供たちのはしゃぎようは相当オーバーだ。過剰演出と言われても仕方ない。
しかし、私はそれほどには思わなかった。
実際、本当に欲しかったものを子供に与えるとこういう反応をする。私に子供はいないが、甥や姪で疑似体験はしている。
つまり、このCMは視聴者に子供がいるかいないかによって、反応が違うのではないだろうか。
このCMを見ようとする人間は、異常なCMというのはどんなのだろうと確認の意味で見に来る。
すると、思考にバイアスがかかり、それほどでもないものでも異常に見えてしまう。10段階で6くらいでも10に評価してしまうわけだ。
あまりつまらないことで規制や自粛が広がらないことだけを願う。
寛平ちゃんアースマラソンゴール
テレビ局の姑息な演出はさておき、東へ旅立った人間が西から帰ってくるというのは凄い。
文字通り、走り続けた二年間だった。この企画を聞いた当初、無事帰って来れるかということだけが心配だった。
特にヨットは危険だ。プロでも危険だ。正直、海上ルートはヨットでなくてもいいくらいだった。
それが、太平洋、大西洋と横断して、中東やアジアの危険な地域もクリアして、国家間では険悪なムードの中、中国も無事通過、そして今日のゴールだ。
無事で何よりだと心から思う。
しかしテレビの演出というのはつくづく辟易させられるのだが、吉本芸人の師匠クラスがあれだけ揃うというのはそうない。
特に三枝、きよし、仁鶴のスリーショットは、おそらくもう見納めではないだろうか。なかなか三人揃って同じ画面に収まることはない。私もこれまであまり見たことがない。
早速、大阪ローカルの「明石家電視台」の収録が待っているそうだが、二年経ってもやっぱりまたさんまさんに怒られる寛平さんが見られるだろう。
お帰り寛平さん。お疲れ様でした。
CSの無料放送はあなどれん
全くノーマークだったが、この連休はスカパーe2で無料放送を大々的にやっていたのだ。
何が嬉しいって、あのマイケル・マンの「Made in L.A.」を放送していたのだよ。昔レンタルビデオで一回観たきりで、今もうどこにもないし、DVDももちろんないし、もう観ることはないのかと思っていたもはや幻の作品がだよ。
その前は「インスタント沼」をやってたし、今夜はなんと、ボトムズの1話から4話が見られるのだ。
ぶっちゃけ、バンダイチャンネルで一度見ただけで、本放送以来テレビで見るのは25年ぶりだ。
さあ、番組表でいますぐ調べよう。
はじめての招待状
関西ローカルで月曜日の19時から放送している「冒険チュートリアル」の中の1コーナー。
前から思っているのだが、もうそろそろ東京ローカルの話題を扱う番組を全国ネットで垂れ流すのはやめたらどうだろう。
東京の店であれがおいしいとか安いとか言われてもどうしようもないし興味もない。
特にゴールデンは視聴率との兼ね合いでなかなか制作が難しいとは思うが、視聴率云々を優先するならまず地元の話題ではないのか。
なんとか関西ローカルにはがんばってほしい。
閑話休題。
この「はじめての招待状」は、小学生低学年以下の子供に駅から家までの地図を描いてもらい、それを頼りに家まで行くという企画だ。
地図を頼りに歩くのが、misonoとチュートリアルの福田。なまじ頭のいいコンビでないのがまたいい。
なんだ単純な企画かと思いきや、これがけっこうはまる。
大人でさえなかなか地図を描くのは難しいのに、子供となると曲がり角一つとっても一筋縄ではいかない。
道すがら、目印になる建物などが描いてあるのだが、それぞれいろんな捉え方や描き方があって、出演者と一緒にこっちもついつい考えてしまう。
何より、私は地図好きなので子供たちがランドマークをどう捉えているかも興味が湧く。
唯一問題があるとすれば、プライバシーの暴露だ。
家までの地図を描いているわけだから、細かいところはぼやかしてあるにしろ、地図に詳しい者が見れば、その子供たちの家がわかってしまう。
中にはそういう情報を欲しい連中もいるので、その辺りは気をつけて制作していってほしいものだ。
めちゃイケ新メンバーの人選
ダイハード4が見たかったのでチャンネルを合わせたら、ちょうどメンバー発表だったのでそのまま見た。
結果から言うと、現行メンバーに対応した人選だ。
武田真治のイケメン枠は敦士、雛形あきこのアイドル枠は重盛さとみ、オアシズの女芸人枠はたんぽぽ、岡村のキャラ枠は三中元克、よゐこの若手芸人枠(若手じゃないけど)はジャルジャル。
出来レースだなんだと言われているが、実に正当な人選だ。
これだけ大所帯となると、コーナーの扱いなんかも難しくなる。
現行メンバーと同じような人選にすれば、対決企画なんかも容易にできるし、見た目もわかりやすい。
あの福岡の女の子はかわいかったのでもっと見たかった。
それより、岡村さんはよ帰ってきてくれ。