福田内閣

国民は政治に関しては素人である。だからこそ、政治に長けた人間を国会に送る。
そんな素人が福田内閣の顔ぶれを見てまず思うことは、古い自民の復活だろう。
古い自民の復活は、誰も望んでいない。
民主党を政権政党に選ぶことをためらっていた有権者も、今度ばかりは大きく動くかもしれない。
この内閣がしくじれば、再び自民党が下野する日もそう遠くはないだろう。

安倍首相辞任

総理大臣も一つの職業とすれば、酷な仕事だと思う。
国で一番偉くなっても、自分の思い通りにならないのだから。
それにしても、あの辞め方は卑怯である。だがもしかすると、自分の身の引き方さえも、思い通りにならなかったのかもしれない。
政治家という仕事を、その職に就いている人も就いていない人も、それがどういう職業なのか、もう一度考える必要があるようだ。

海自ミサイル艇誤射

この種のニュースを聞くたびに、銃を趣味としている我々は呆れ果てる。
銃は、引き金を引かないと撃てない。ひいては、弾がないと撃てない。我々は銃を扱うときに、まず一番初めに弾の有無を確認し、発射時以外に引き金に指をかけることはしない。絶対にしない。水鉄砲でもしない。
これは、銃を扱う人間にとって当たり前のルールだ。
今回の事故は、訓練後に不調だった発射装置(ジョイスティックトリガー)を交換して点検をした際に起こった。点検にあたった隊員は、訓練後なので弾はないと思ったと話している。
まったく、素人以下の単純なミスだ。
警察でも銃を掃除中に誤って発射したというのがよくあるが、掃除前に弾を抜いていないばかりか、引き金に指をかけているのだ。
銃を扱う者は、例えトイガンであっても銃を受け取ったときにまず弾の有無を確認することが、無意識に行えるように訓練している。
こういう事故が起こるたびに、左翼メディアは鬼の首を取ったように持ち上げ、我々のような人間は白い目で見られて揶揄される。
銃は人殺しの道具であり、それを扱うことに細心の注意を払う必要があるということを、銃を持つことができる職業に就いている人達には徹底していただきたい。
※写真は同型艇(海上自衛隊HPより)

続報:北朝鮮がミサイルを発射

今日ほど一日ずっとテレビの前にいたいと思った日はなかった。珍しく仕事が入り、寝ぼけ眼でドイツ-イタリア戦を見ていた矢先の速報である。
本来なら劇的な勝利のイタリアも、あちこちでザッピングされていたに違いない。
中休みの間に事務所に立ち寄っては情勢を尋ねる。が、尋ねるごとにミサイルの数は増えていく。なんてことだ。
帰宅して情報を集めると、ミサイルは計7発、全てノドンやテポドンを含む弾道ミサイルで、沿海州沖に集中して着弾している。日本近海というよりはロシア沿岸である。
着弾地点がほぼ集中しているので、意図的にそこへ落としたということだろう。日本には向いていないものの、戦争をも辞さない威嚇行動であることは明白である。
しかし、一体北の意図は何だ。まだ声明は出ていないが、どう言い訳をするつもりなのだろうか。
日本政府は、国連安保理に問題を付託する。今後、外交的に北を追い詰めることができるのか。はたまた、狡猾な北の策略にまんまとはめられてしまうのか。
終焉を迎えようとする小泉政権最後の修羅場となる。

緊急:北朝鮮が弾道ミサイル発射

午前3時半頃、北朝鮮が弾道ミサイルと思われるものを4発発射、うち一発は稚内の西北西近海500キロ内に着弾した。
着弾地点からテポドンではなくノドンの可能性がある。
複数発発射したことから、これは明らかに北朝鮮の日本に向けての宣戦布告であり、日本政府は断固たる対応が必要である。
現在のところ、核及びBC弾頭の存在は確認されていない。
繰り返す、これは北朝鮮の宣戦布告である。日本政府、及び在日米軍は軍事行動を含めて断固たる対応が必要である。

小沢キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

本来のシナリオとしては、小泉内閣の交代時期に合わせて出てきたかったのだろうが、民主党があんな状態になってしまったので本人としてはちょっと早かったのかもしれない。
さて、いよいよ真打本命登場という感じだ。小沢でダメなら民主党はいよいよ解党の道しか残らない。
思えば十数年前、日本の政治に劇的な革命が起こった。与党自民党の下野、細川連立政権だ。確か、円高が90円くらいまで進んだ時期だったように思う。その後、自民社会さきがけという初の左翼連合政権を経て、自民党は再び政治の主権を握った。
元はといえば、民主党のほとんどが自民党から袂を分かった連中である。そんな連中に対抗政権などできるはずがないと思っていたが、小沢民主党はその可能性を大いに秘めている。
さて、問題山積のこの国、舵は誰に任せようか。

永田くん、君は辞職やないのか?

インターネットで取り交わされているメールの真偽を、プリントアウトした薄っぺらな紙一枚で糾弾するとは恐れ入る。
メールヘッダもない、メールサーバのログもない、そんなものを国会に持ち込んでわめき散らした永田くん。君が議員辞職にならないのが不思議だ。
サービス業をしていると、しばしば客のクレームというものを目にする。クレームというのは、いくらこちらが正当であっても、客がそう思えば全てがクレームになるのだ。
永田くん、君のやったことは、横暴な客の横暴なクレームだ。あんな薄っぺらな紙一枚で国会を混乱させた責任は大きい。
議員を辞職するべきだ。共産党へ出向して情報戦のノウハウを学んでこい。