ネタがないときの時事ネタである。
今年は日本で開催される先進国首脳会議、北海道は洞爺湖で開かれている。
しかしいつの間に世界の首脳はあんなに代わっていたのだろうか。街頭インタビューではないが、私もちょっと危ない。日本とアメリカ以外はずっと出てこないぞ。
まあ、日本国民ならず、全世界的にサミットには何も期待していないし、日本の警備訓練になれば充分だ。
さあ、そろそろ日本の政治が動くかな。
カテゴリー: 政治・社会
宮崎勤、死刑執行
衝撃的な事件だった。当時学生だったが、オタクという言葉が一気にクローズアップされ、同じような趣味を持っている人間が多かった我々の周りにも嫌な空気が漂った。
あれから20年、彼はその命をもって罪を償った、と思いたい。
死刑制度には賛否あるが、そういう二元的な問題ではない。人の命を奪った行為が、どういうことかを知らしめる必要がある。
どこかの無能な政治家が、死刑は犯罪の抑止にならないとほざいているが、彼の思い通りに世の中が変わったとしても、結果は同じだ。
殺人という人権を蹂躙した者の人権を守ろうとする世の中が、正しいとでも言うのだろうか。
光市母子殺人事件、被告人に死刑判決
裁判員制度を来年に控え、恐らくこういった裁判にも参加しなければならないだろう。
そのとき、果たして我々一般市民に公平な判決ができるだろうか。
判例基準という言葉をよく耳にする。裁判員制度や死刑制度問題を言及するとき、判例基準が曖昧な今の司法制度では、公正な判断がしにくいというものだ。
果たしてそうだろうか。
素人にガイドラインを示せば、そこから逸れて物事を考える素人はまずいない。
明確な基準は、却って判断能力を損なうのではないかと危惧する。
裁判員制度が導入されれば、そういったガイドラインを踏まえたうえで、自分なりの考えをまとめる必要があると思う。
判例に従わせるだけの裁判員制度に何の意味もない。そこに自由な議論があってこそ、制度の存在意義があるのではないだろうか。
罪を犯したものには罰を与えねばならない。そしてその罰は、犯罪の抑止を担うべきなのだ。
橋下大阪府知事誕生
投票前は苦戦が伝えられていたものの、蓋を開けてみればなんのことはない、次点の民主党公認候補にダブルスコア近くまで引き離しての圧勝だった。
タレント候補には懲り懲りだったはずの大阪、低調な投票率がその証拠だが、大量得票はまた新知事への期待票でもある。
敗れた候補は、知名度で選ぶ選挙民に苦言を呈しているが、選挙民の立場を代弁すれば、どこの馬の骨かわからんやつに府政は任せられん、ということだ。
投票はせえへんが文句は言う、そういう大阪府民にはうってつけの知事だろう。
しかし、そう悠長なことは言ってられない。破綻寸前の大阪府、借金は五兆円に及ぶそうだ。
アナウンサーの市長に、タレント弁護士の知事。大阪はこれからどうなるんだろうか。元府民としても気掛かりなところである。
自民と民主が連立?
ニュース速報を見たとき、私は思わず笑ってしまった。マジで?ってな感じである。
それも民主からではなく、自民から持ちかけたというではないか。
そんな政府を国民が納得するとでも思っているのだろうか。もし仮に大連立を組むことがあったら、私は迷うことなく共産党に票を投じる。
やはり年内解散、総選挙ということになるのだろうか。
小泉政権のときと比べると、政治のやる気が全く見えない。やる気で言えば、まだ安倍政権のほうが活気があったように思う。
小難しい理屈より、ついてこい!の一言が必要なときもある。
福田首相はどうもそういうタイプではないようだ。自民もいよいよか。
福田内閣
国民は政治に関しては素人である。だからこそ、政治に長けた人間を国会に送る。
そんな素人が福田内閣の顔ぶれを見てまず思うことは、古い自民の復活だろう。
古い自民の復活は、誰も望んでいない。
民主党を政権政党に選ぶことをためらっていた有権者も、今度ばかりは大きく動くかもしれない。
この内閣がしくじれば、再び自民党が下野する日もそう遠くはないだろう。
安倍首相辞任
総理大臣も一つの職業とすれば、酷な仕事だと思う。
国で一番偉くなっても、自分の思い通りにならないのだから。
それにしても、あの辞め方は卑怯である。だがもしかすると、自分の身の引き方さえも、思い通りにならなかったのかもしれない。
政治家という仕事を、その職に就いている人も就いていない人も、それがどういう職業なのか、もう一度考える必要があるようだ。