京都には菅大臣神社というのがある。以前訪れたとき、菅さんが首相になったらお礼参りにでも来るのかなと思っていたが、まさか本当になるとはね。
とりたてて期待することはない。これまでのスタンスでやってくれればいいし、前政権でマイナスだったことは繰り返さないでいただきたい。
新内閣や党人事は、果たしてどれだけ小沢色が薄まるのか、また、維持されるのか。そっちのほうが興味深い。
とりあえず小沢が退いたので、参院選の投票先は決まった。しばらくやってもらおう。
カテゴリー: 政治・社会
鳩山、小沢両氏辞任
普天間問題は、現行案以外の決着はなかったと思うし、県外移設という働きかけをしたことだけでもよくやったと思う。
申し訳ないが、沖縄は永遠のスケープゴートであり、沖縄から米軍基地がなくなるときは、アメリカという国がなくなるときだろう。
社民党の問題にしても、私から言わせればよくやった。あんな寄生虫のような政党はさっさと与党から追い出すべきだった。
やはり国民が一番許せないのは、政治と金の問題だ。
自民党政治をひきずった手法と、国民のための政治と言いながら、事実上は党運営を優先した選挙政治。
脱自民、脱小沢がどれだけ進むか、それで政治がどこまでできるのか。民主党の真価が問われるのはこれからだ。
中国海軍が自衛隊に相次ぐ挑発行為
飛行中の自衛隊哨戒機に、中国海軍の艦船が速射砲の照準を合わせるという、冷戦時代の旧ソ連さえやらなかった行為をしでかした。
それだけではない。海上自衛隊の護衛艦に対して、中国海軍のヘリコプターが近接飛行を行い、その距離は最短で90メートルだったというのだ。
上海万博を控えたこのタイミングでなぜだろうか。
政府は外交ルートを通して抗議などという柔な態度ではなく、官房長官会見でも開いて、国の内外に向けて大きく発表してもらいたいものだ。
今の左翼政権では無理な話かもしれないが。
民主党政治の終焉
民主党は、党執行部を批判したとして、副幹事長の生方氏を解任した。とうとう己の批判をも受け入れられない党になってしまった。
自浄能力もない政党に、政治ができるわけがない。それは自民党が散々やらかして、当時野党の民主党が散々揶揄してきたことではないか。
結局、自民も民主も同じ穴の狢だったわけである。
参院選で負けないとわからないようなので、投票の選択肢からは外しておく。
大型予算は消費税増税の前フリ
民主党政権が傾いてきた。マニフェストにがんじがらめで、巨大な予算に国債も乱発だ。
これだけ国の税収が不足しているのに、消費税の消の字も出てこないのはなぜか。
厳しい現状を国民に見せ付けて、増税止む無しの機運を高めるのも、今年度予算編成の役割の一つではないだろうか。
来夏、参議院選挙で民主党が実権を握れば、恐らくその足で消費税増税が決定されるだろう。
そのくらいの覚悟はしておいたほうがいい。
化けの皮は、意外に薄いかもしれない。
メッキが剥がれ始めた民主党
小沢幹事長は、しばらくSP
の数を増やしたほうがいいかもしれない。
天皇特例会見の一件、今後に波紋を呼ぶのは確実だ。
天皇の政治利用だけでなく、首相より力の強い政治家が与党にいることを、国民に知らしめてしまった。
やはり、鳩山首相は傀儡だったのかと。
しかし、まだ国民は民主党のほうを向いている。来年の参議院選挙までに何もなければ、の話だが。
事業仕分け
到底自民党政権では成しえないことだし、蓮舫先生を始め、仕分け人にはご苦労様と言いたい。
仕分けのスタンスとしては、あれでいいと思う。しかし、見直す余地は絶対に必要だ。
今度の事業仕分けは、言わば大きな目の粗いふるいのようなもので、異議があったもの、反発が多いものは見直して然るべきだと思う。
国民も、全てがうまくいくとは思っていない。最低限、自民党よりマシな政治をやってくれればいいのだ。
ただし、あまり長引いたり、ごたごたするようなら、日本にとって最悪のシナリオになるかもしれない。
誰もがもしやと思い、しかしその可能性を否定できない、共産政権・・・