子供をかばうのが親

件の少年の残忍な殺人事件。
主犯格とされる少年は逮捕されたが、容疑事実に関しては否認している。
そのことに対して、その逮捕された少年の親が彼をかばっている。
これは当たり前のことである。
子供を信じるのが親であり、子供が殺してないと言うならそれを全力で信じるのが親だ。
その点に関しては素晴らしい親である。
しかしだ。
もしその少年が嘘をついていて、自分の手で殺したのであれば、親は嘘をついた子供の責任を取らねばならない。
それで改めて素晴らしい親と言える。
私は、人の命を奪ったものは己の命を差し出して償うべきだと思っている。
その少年の親は、少年に代わって己の命を差し出すことができるだろうか。
それが親の責任というものである。
子供を人殺しに育てた親の責任は、大きい。

イスラム国が日本人人質に殺害予告

一つ疑問がある。
イスラム教信者全てが過激派ではない。
中には至極真っ当な信者もいるはずだ(と思いたい)。
その真っ当な信者は、彼ら過激派をどう思っているのだろうか。
宗派が違うとはいえ、同じイスラム教である。部外者には違いなど判らない。
過激派の行動が、イスラム教の印象を悪くしているのは明らかだ。
その真っ当な信者は、過激派をなんとかしようとは思わないのだろうか。
それができれば世界はとっくに平和になっているのだろう。
できないからこそ、各地でテロが絶えないのだろう。
いるはずのない神を信じて人を殺す。
人間はなんと愚かな生き物だろう。
宗教は無能である。この世に神などいない。

二十年目

もう二十年、まだ二十年。
被災した側にとっては、経過した時間などどうでもいいことだ。
日本は地震国である。地理学上でも地震でできたような国だ。
そんな小さな揺れる島国で、無数の原発が建つ矛盾。
二十年前、これ以上の地震は起きないと思ったが、それを遥かに超える地震は起きた。
また今後も起きる。
そんな国で一体何ができるのか。
せめてこの日だけでも考えよう。

この先に道はあるのか

今回の選挙で大躍進をした共産党のハゲが口を酸っぱくして言っていた言葉だ。
「この道しかない」と説く安倍首相に対して、アベノミクスの先に道はないと。
しかし、共産党はアベノミクスに代わる道を提示していただろうか。果たしてその道は、日本国民を幸福に導く道なのだろうか。
共産党の示す赤い道は、破滅の道に他ならない。
とはいえ、自民党が示す道も安泰ではない。
これで安倍首相はたとえその腹をぶっ壊してでも、アベノミクスを成功させざるを得ないのだ。
まさに、退路を断った今回の選挙である。
万が一、その道が崖に通じていることがわかったら、この国は真剣に赤い道を選択せざるを得ないだろう。
どっちに転んでも先行きは明るくはない。
とりあえず、今回選挙に行ってない国民は、その口を四年間つぐんでおくように。

うちわには気を付けろ

安倍内閣の女性閣僚が相次いで二人も辞任となった。
これは安倍政権にとって大きな痛手だ。
そんなことはさておき、うちわには気を付けろという話だ。
内の女性閣僚の一人が、有権者にうちわを配ったということで辞任になった。
かくいう私も、うちわで仕事先を出入り禁止になったことがあるのだ。
恐るべしうちわの威力。
安倍政権もこれで左うちわとはいかなくなった。
オチてないな。

すぐそこにある危機

御嶽山噴火で被害に遭われた方のお見舞いをまず申し上げる。
今回の噴火は、事前に全く予知されず、前兆もなかったと聞いている。
しかし、御嶽山が噴火したのは紛れもない事実だ。
火山である限り、いつかは噴火する可能性がある。
同じことが、全ての自然災害に言える。
地震、大雨、台風、竜巻。
いや、自然災害だけではない。
街を歩いていても同じだ。
事故、事件、いつどこで何が起こるかわからない。
災害を恐れて何もしないのは愚の骨頂だが、危険はいつもすぐそばにあるということを忘れてはならない。
だがそれをどうやって回避するか。
以前も言ったが、やはり最後は人間の生命体としての本能なのだ。
危機をいち早く察知し、何をすべきかを考えて行動する。
日々を漫然と過ごしていると、やがてとんでもない目に遭うだろう。
平和や安全のすぐ裏に、危機があることを忘れてはならない。

結局消費増税はどうなのよ

四月が終わろうとしている。
消費税が8%になってから一か月。
世間のニュースからも、私の周りからも特に不満は聞こえてこない。
しかし、政治家は己の身を切ることをすっかり忘れている。
このままでは10%越えもあり得るだろう。
それもやむなしということなのだろうか。