どろーん

遅かれ早かれ日本でも起きるとは思っていたが、けっこう早かった。
しかも首相官邸とは恐れ入る。
とりあえず私はドローンを見つけ次第石を投げようと思っている。
それはさておき、行政の対応が急がれるところだが、すんなりといかないようだ。
ラジコンヘリの延長と考えてはだめなのだろうか。
あとは、高性能な製品に対しての身分証明義務とか。
対ドローン用対空ミサイルの開発もマジで必要になるかもしれない。
なにせ本格的なテロにも充分使えるわけだし。

文化財のしみ事件考

京都や奈良などで、文化財に液体がまかれてしみのようになっている事件が起こっている。
今日まで18の寺社で見つかっているそうだ。
ところでみなさんは、ガードレールの金属片事件を憶えておいでだろうか。
全国各地のガードレールで、三角形をした謎の金属片が相次いで見つかり、怪我人も出た。
愉快犯か、子供のいたずらか、はたまた宇宙人の仕業か。警察も捜査に乗り出したが、結局それは、ガードレールに車が接触することによって、ボディの一部が剥ぎ取られたのが原因だった。
今回の文化財のしみ事件も、それと同じような原因だと私は思う。
各地で相次いで見つかっているのも、注目したからこそ見つかったわけで、以前から存在しているものかもしれない。
寺や神社の人も、毎日しみを探しているわけではないのだ。
報道も「油をまいたような」という書き方をしているところが多いが、人為的なものと決めつけるのはおかしい。
まずはそのしみの成分を分析し、防犯カメラに不審な人物が映っていないか精査することが先決だ。
例えば、ジュースを飲みながら歩いている人が、ジュースをこぼしてしみができるのかどうか。
犬や猫の糞尿の可能性は。何らかの自然現象の可能性は。
18件もあって目撃証言が一切ないのは。
それは本当に最近できたしみなのか。
犯人捜しもいいが、まずどうやってそのしみができたのかという原因を探るのが先である。
宗教に関わる者が、真っ先に人を疑ってどうする。

4年目

私の周りは、いつもと変わらない日常が流れている。
私にとって被災地は遠い。
そして4年の時が流れた。
もしかすると、我々は次の震災に備える必要があるのかもしれない。
日本は地震でできた国だ。
もし、毎年のように大きな地震が起これば、原発もできなかったかもしれない。
私は推進派でも反対派でもないが、この国にふさわしいのは原発ではないと確信している。
ナマズの顔色を窺って、原発を再稼働するにはあまりにも稚拙だ。
しかし、安定した電力の供給もこの国には必要だ。
恐らく永遠に答えは出ない。
答えが出るころには、この国は跡形もなく消えているかもしれない。
今日くらいはそんなことを考えてもいいだろう。
さあ、また明日がやってくる。

子供をかばうのが親

件の少年の残忍な殺人事件。
主犯格とされる少年は逮捕されたが、容疑事実に関しては否認している。
そのことに対して、その逮捕された少年の親が彼をかばっている。
これは当たり前のことである。
子供を信じるのが親であり、子供が殺してないと言うならそれを全力で信じるのが親だ。
その点に関しては素晴らしい親である。
しかしだ。
もしその少年が嘘をついていて、自分の手で殺したのであれば、親は嘘をついた子供の責任を取らねばならない。
それで改めて素晴らしい親と言える。
私は、人の命を奪ったものは己の命を差し出して償うべきだと思っている。
その少年の親は、少年に代わって己の命を差し出すことができるだろうか。
それが親の責任というものである。
子供を人殺しに育てた親の責任は、大きい。

イスラム国が日本人人質に殺害予告

一つ疑問がある。
イスラム教信者全てが過激派ではない。
中には至極真っ当な信者もいるはずだ(と思いたい)。
その真っ当な信者は、彼ら過激派をどう思っているのだろうか。
宗派が違うとはいえ、同じイスラム教である。部外者には違いなど判らない。
過激派の行動が、イスラム教の印象を悪くしているのは明らかだ。
その真っ当な信者は、過激派をなんとかしようとは思わないのだろうか。
それができれば世界はとっくに平和になっているのだろう。
できないからこそ、各地でテロが絶えないのだろう。
いるはずのない神を信じて人を殺す。
人間はなんと愚かな生き物だろう。
宗教は無能である。この世に神などいない。

二十年目

もう二十年、まだ二十年。
被災した側にとっては、経過した時間などどうでもいいことだ。
日本は地震国である。地理学上でも地震でできたような国だ。
そんな小さな揺れる島国で、無数の原発が建つ矛盾。
二十年前、これ以上の地震は起きないと思ったが、それを遥かに超える地震は起きた。
また今後も起きる。
そんな国で一体何ができるのか。
せめてこの日だけでも考えよう。

この先に道はあるのか

今回の選挙で大躍進をした共産党のハゲが口を酸っぱくして言っていた言葉だ。
「この道しかない」と説く安倍首相に対して、アベノミクスの先に道はないと。
しかし、共産党はアベノミクスに代わる道を提示していただろうか。果たしてその道は、日本国民を幸福に導く道なのだろうか。
共産党の示す赤い道は、破滅の道に他ならない。
とはいえ、自民党が示す道も安泰ではない。
これで安倍首相はたとえその腹をぶっ壊してでも、アベノミクスを成功させざるを得ないのだ。
まさに、退路を断った今回の選挙である。
万が一、その道が崖に通じていることがわかったら、この国は真剣に赤い道を選択せざるを得ないだろう。
どっちに転んでも先行きは明るくはない。
とりあえず、今回選挙に行ってない国民は、その口を四年間つぐんでおくように。