なつかし80's:PSY・S / Teenage

映像監督はあの中野裕之さんだ。80年代後半にカリスマ的人気を誇ったクリエイターだ。
今ではこんな映像のコラボレーションなどありふれているが、当時は実に斬新だった。ようやくCGが割と楽に使えた時代だ。
まさに時代はアナログからデジタルに。そんなデジタルサウンドの旗手がサイズだった。
テクノは時代の必然だったと、私は常々思う。

なつかし80's:パール兄弟 / ケンタッキーの白い女

ポストテクノの一翼を担ったパール兄弟中期の楽曲。もう20年以上前になるとは、年をとったもんだ。
フィルムはもちろん手塚眞。8ミリでこれほどのクオリティを出すから恐ろしい。8ミリだぞ。フィルムだぞ。編集はビデオでしてるけど。
敵で登場するのはリーマンズ。ラッキー池田率いるダンス集団だ。ヒロインで登場の女ガンマンのやる気のなさもまた一興。
もうちょっとしたらリバイバルくるかな。無理かな。

なつかし80's:The Willard

Lightning Scarlet

ゴダールの「アルファヴィル」モロパクリの、いやいや、リスペクトした作風が面白い。
これ、オレが学生のときに撮ってん、と言っても何ら疑う余地のないようなチープな感じもまたいい。
ともかく、このPVのせいでちょっと気になる存在にはなったわけだ。

Rose or Lose
http://www.youtube.com/watchv=dukPDseeI44

で、一番好きなのがこの曲。
ウエスタン風のルックスに、西部っぽい雰囲気の音。一貫してぶれていないそのスタンスは見事だ。
ジャック・スパローがこのバンドにインスパイアされているなんてことは、口が裂けても口外しないように。恥かくぞ。
ちなみに、GUN誌の第1回ビデオコンテストで佳作入選した私の作品の、架空劇中作品のタイトルがこの「Rose or Lose」だったりする。見せたいなあ。

なつかし80's:浜田麻里

Call My Luck

今一番好きな曲を挙げろといえば、この曲を選ぶ。
当時、へヴィメタクイーンとして日本のロック界に君臨していた女王が、突然のポップ化宣言でファンはさぞ驚いたことだろう。
曲はポップに振れてはいるが、シャウトは健在だ。ポップ化した結果、ファンの裾野も広がってヒットチャートにも昇ることができたのだ。
Call my luckPV
浜田麻里 - Heart and Soul “The Singles” (Remastered) - CALL MY LUCK

Crime Of Love

スローバラードの名曲。こちらはヘヴィメタ時代のシャウトが存分に聴ける。
デビューから25年以上、未だ現役である。アラフォーを突破したそのお姿は、全くといっていいほどお変わりなく、若い頃のキャピキャピした雰囲気だけが抜けて、実にお綺麗である。
Crime Of Love
PV
浜田麻里 - Heart and Soul “The Singles” (Remastered) - Crime Of Love

なつかし80's:Marlene / Just A Woman

マリーン自体それほど聴くわけではないが、この曲だけは大好きである。
ジャズ系が多い彼女にしてはアップテンポで、パンチの効いた曲だ。
PVも凝っている。美人社員にちょっかいを出すおぼっちゃん副社長って感じだろうか。
またマリーン本人の演技力もなかなかなものだ。見てよし、聴いてよしの一曲だ。