EXILE / 銀河鉄道999
トップセールスの上位にある曲をダウンロードするなど、たぶん10年に一度あるかないかだ。オリジナルの曲はレコードを買った記憶がある。EXILEもなんか、歌謡曲かぶれしてきたような気がするが。
今月は1曲だけなので、ようつべでずっと探していた曲をご紹介。
Marlene / Just a Woman
Personz / Remember
インパクトは強烈だ。ヒップホップかと思いきや、流れるのは流暢な日本語、そしてこぶしだ。
声もいいし歌ももちろんうまい。さすがにド演歌ではなく、曲は宇崎竜童なので堀内孝雄とかいわゆるポップス演歌の路線だ。
若い世代が興味を持って、そのまま演歌のシェアが広がるかといえばそうではない。
むしろ、演歌を支持している世代がこの曲を受け入れるかどうかだ。
色モンで終わらなければいいが。
今月からmoraも復活したのでタイトル変更。
UA / 数え足りない夜の足音
iTunesでアコースティックなほうをDLしてしまったのでやり直し。ハードなほうがお好みなのよ。
マリーン / Just a Woman
だいぶ長いこと探していたが見つかった。マリーンにしてはアップでノリノリの曲。てか、マリーン知ってるんかな。
PERSONZ / Remember (Eyes of Children)
これもなかなかラインアップに上らなかった。イントロのギターリフが印象的。パーソンズはパンチ効いてないとねえ、ジルさん。
矢沢永吉 / Take It Time
ようつべでビデオ見つけたついでに探したらあった。永ちゃんにも好きな曲くらいはあるさ。「逃亡者」も好きだな。それはなかったけど。
Geri Halliwell / Look At Me
元スパイスガールズ。とは知らずに気に入った曲。他のみんなはどこいったんだろ。一人はベッカム夫人ね。
ICE / Get On The Floor
残念ながら、メンバーの宮内さんは昨年末に他界された。ずっと探していたこの曲が、そのあとに見つかった。もうICEのメロディラインが聴けないと思うと寂しい限りだ。ご冥福をお祈りしたい。
松本伊代 / あなたに帰りたい
確か曲はCCBの誰だっけ、あれ、筒美さんになってるな。こういうアイドル歌謡曲にも、私の耳に止まる曲があるのだ。
清水あゆみ / Help Me Darling
亡くなられたICEの宮内さんがプロデュースしたハイエンドなガールポップ。アルバム一枚で消えるとはもったいない。いい声してたのに。
森口博子 / もうひとつの未来~starry spirits~
アレンジがボーカルを殺している。せっかくいい曲で、いい声なのに、アレンジでみな台無しだ。もったいない。
高橋幸宏 / 1%の関係
いくら時間が経ってもどういう形態をとろうと、あの三人の曲はすんなり耳になじんでくる。ユキヒロさんのしっとりした曲もまた然り。ソプラノサックスがいいねえ。だと思うけどw
Rick Astley / Never Gonna Give You Up
ダンスミュージック華やかなしり頃、日本を席巻していたリック・アストリー。ベビーフェイスなのにめちゃめちゃ低い声で女性を虜にしていた(と思う)。もう、ええおっさんになってると思うけど。
ちょっと興奮している。
こないだ手に入れたポタロクの「TuTu」を聴いていて、YouTubeにPV上がってないかなと検索すると、あったじゃないの。
とりあえず見てみて、そのユーザーのアップした動画の一覧を見てみると、おまえはオレか、と言わんばかりのラインナップではないか。
消されないうちに一刻も早く見て欲しい。
http://jp.youtube.com/user/RF2200
ピチカートファイヴを脱退した鴨宮諒が、梶原もと子と組んだユニット。
初期のピチカートファイヴは、どちらかというと鴨宮が音楽的に前に出ていて、後の小西・高浪のピチカートと聴き比べると、このアルバムのほうが初期のピチカートらしさを残している。
脳内で梶原の声と佐々木麻美子を変換してみればわかるだろう。
梶原は、カヒミ・カリィや嶺川貴子とユニットを組んで活動していたことがあり、ヴォーカリストとしての実力はあったと思うが、このアルバムの購買層を考えると、ぼやーっと浮かんでくるのは佐々木麻美子であり、それはやはり抗うことのできない強大な存在であった。
ヴォーカルを生かした曲作りをしているわりに、アレンジはちょっとごちゃついている曲もあり、統一感がなかなか得られない。
結果、ピチカート佐々木麻美子の怨霊(?)に憑かれて、サウンドイメージが凡庸になってしまったのは残念だ。
それは往々にして、聴く側にも責任があるのかもしれない。佐々木麻美子に憑かれているのは聴き手なのだから。