突撃うちの晩ごはん:コロッケ


近所につるやという肉屋さんがあって、うちの夕食のコロッケはいつもそこだった。格段にうまいというわけではないが、小さい頃から食べている味なのですっかり馴染んでいた。
そのつるやが、何の前触れもなく店じまいしていた。母も知らなかったようで、買いに行ったら閉まっていたらしい。これはショックだった。私だけでなく、嫁に行った妹もショックを受けていた。
もうあのコロッケが食べられないと思うと、なんともやりきれない感じである。
そんなやりきれない感じを吹き飛ばすようなうまいコロッケが、イズミヤで見つかった。
冷凍物だが、食べ応えがあり、粗めのパン粉で食感もいい。あまり味についてどうのこうの言わない私が、これおいしいなあと食べるたびに言っているくらいだ。
とはいえ、せめてもう一度つるやのコロッケを食べてみたい。あれはもう我が家の味になっていたのだから。
満腹度★★★☆☆

突撃うちの晩ごはん:カレー


満を持してというわけでもないが、ようやく晩御飯の王道、カレーの登場だ。
うちのカレーは基本バーモントである。複数のルーを混ぜるときもある。隔週日曜日がカレーなのでやや飽きっぽい。
奥の鯖寿司、鯖がだめなので飯だけ食う。鯖のうまみがしみ込んだ飯がうまい。赤いボールに入っているのは黒豆の枝豆だ。
満腹度★★★☆☆

突撃うちの晩ごはん:ハンバーグ


これはレトルトもののハンバーグである。独り暮らし時代にもよく食べた。デミソースもあるが、おろしソースもうまい。そのときにおろしソースのうまさを知ったわけだ。
白菜の煮びたしにまいたけと豆腐のすまし。遅く帰ったので一人の夕食だ。
遅い夕食は少なめにしたいが、腹が減ってるんだしょうがないじゃない。
満腹度★★★☆☆

突撃うちの晩ごはん:鶏とジャガイモの煮物


他と食べ比べたことがないので絶対評価しかできないが、うちのおかんは料理がうまいほうだと思う。
しかし、このおかずは最もテンションが下がる一品なのだ。鶏肉の肉じゃがというか、煮物というか。付け合せもほうれん草のごま和えとしじみのすましだ。
別にキライでもないしまずくもないのだが、祖父が亡くなった時に、宗教上かなんか知らんが四つ足の肉を食えなくなって、牛肉豚肉が食卓から消えた。
その時期に、このメニューがたびたび登場して(鶏肉は食えるのね、二本足だからw)、以前からそれほど好きではなかったのがますます好きではなくなり、今ではテンション最落のおかずになってしまった。
しじみは全部砂噛んどるし。頼むわ。
満腹度★☆☆☆☆

突撃うちの晩ごはん:おかんハンバーグ


焼肉、すき焼き、水炊き鍋、食べたい料理はいくらでもあるが、おかんがいないと食べられないおかずのトップがハンバーグだ。
独り暮らし時代に一度チャレンジしたが、食べに帰ったほうが楽だった。
このハンバーグとかぼちゃがけっこう合う。箸で二つに割ったハンバーグに挟んで食べるのだ。
手ごねはやっぱりうまい。惣菜ものなどは遠く足元にも及ばないが、このおかんのハンバーグに匹敵する惣菜ハンバーグが過去に一つだけあった。
近所のジャスコで売っていたのだが、ハンバーグの周りにベーコンが巻いてあり、焼くと油が回ってうまかった。もう二十年近く前の話なので、それがどこのものなのかは定かではないが、できればもう一度食べてみたいと思うほど、うまかった。
満腹度★★★★★

突撃うちの晩ごはん:牛肉とタマネギのタレ炒め


焼肉弁当なんかにこういうのがよく入っている。牛肉と玉ねぎを焼肉のタレで炒めたものだ。
ワカメとタケノコのすましに、食べてしまったがきゅうりとクラゲの酢の物だ。既出だから食ったw
小鉢の向こうにちょっとだけ見えるが、酢の物には必ずごま油が入る。うまいぞ。
満腹度★★★☆☆

突撃うちの晩ごはん:ブリの照り焼き


純和風である。旅館の朝食みたいだ。重いのが続いていたのでたまにはこういうのもいい。
おから、ブリの照り焼き、茶碗蒸し、ほうれん草のゴマ和えである。
おからを食べるようになったのは最近だ。この小鉢で飯一杯いける。
そろそろ茶碗蒸しには銀杏が入る季節だが、次のお楽しみだ。
満腹度★★★☆☆