何と言っても目玉はGTRである。そのせいか、ニッサンは狭いながらも一会場独占していた。
平日の月曜日の午前中ですら、GTRのブースには人垣ができていた。
確かに話題性の高い車ではあるが、ニッサンがワークスとしてGTRのレース活動を行わない限り、GTRの存在価値はゼロだろう。
GTRのRは何だ、と問いたい。
不祥事が相次いだミツビシだが、ようやく復活の兆しである。ランエボもとうとう10代目だ。
コルトのラリーアート仕様も興味深いが、あの外観ではあまり速そうにない。
ミツオカはオロチとカブトだ。なんだか仮面ライダーみたいだが。この有機的なデザインは身震いがする。
今回久しぶりにランボルギーニが来ていたが、ガヤルドが仔ヤギに見えたほどだ。隣に置いたら食われそうだ。
トヨタ、ホンダが目玉なしであまり存在感がなく、スズキ、ダイハツは前回同様元気があった。マツダ、スバルは活気があったが面白味がなかった。
日本車はGTRに全てを食われたようだ。
カテゴリー: クルマ
FIA2008年から10年間F1のエンジン開発を凍結
私が流星を見ている間に、今年のF1はライコネンの総合優勝となった。
既に来季に向けてドライバーの去就が注目されているが、またFIAがバカな大ナタをふるったようだ。
タイヤ交換や給油などという小手先の変更ではなく、エンジンの開発そのものを停止させようというのだ。
しかも10年もの間である。10年といえば、日本車なら二回もフルモデルチェンジをするスパンだ。
まったく、FIAはF1をどうしようというのだろうか。
それで思い出したが、確かコンコルド協定が今年で切れる。いくつかのチームが契約更新にサインしたらしいが、もしかすると来年は分裂開催もあり得るのかもしれない。
このどうしようもないレギュレーション改定は、まさに布石になるのではないだろうか。
デュアリス
この項で日本車を取り上げるにはそれなりの理由がある。
ニッサンの新型SUVなのだが、テレビCMはご覧になっただろうか。何やらロボットのようなものが映っている。
気になって調べてみると、この車のコンセプトが「パワードスーツ」というわけで、どこかで見たようなデザインのロボットが載っている。
それもそのはず、デザイナーはあの河森正治氏である。
車のデザインは全然関係ないが、CMコンセプトとしてプレゼンするためのロボット=パワードスーツをデザインしたというわけだ。
ガンダムの原案ともなったSF小説「宇宙の戦士」に出てくるパワードスーツのデザインも氏であり、パワードスーツ=河森正治ということなのだ。
CMのために、というより、これがやりたかったからというプランナーの意図が見えそうだ。
どうせなら車のデザインにも関わってもらいたかった。この車、ゴーン以前の悪いニッサンのデザインに戻ったようだ。
実際にこのパワードスーツは製作され(動かへんよ)、銀座ギャラリーに営業に出ているらしいので、お近くの方は出かけてみてはいかがだろうか。ちなみに、なんとなくケンプファーに似ているのはナイショだ。
http://www.nissan.co.jp/