ちゃんと寝ろよけろちゃんず

年末くらいからちょっと暖かくなると出てる。
一昨日あたりもひょっこり出ていた。
出てるのは緑っぽいほうで、黒っぽいほうはずっと寝たままだ。
毎年冬にちょっと出てくるのはその緑のほうである。
また寒くなるとちゃんと潜っているのだが、こう頻繁に出てこられては困る。
両生類や爬虫類は冬眠が一番難しいのだ。

けろちゃんず冬眠

大きい方は一週間ほど前からずーっとガラスにへばりついて半冬眠モード。
小さい方は木の上でじーっと物欲しそうにしていたので、残っていたミールワームを与えた。
するとほとんど食い尽くして、もうええわといわんばかりに石の陰に隠れる。
長年飼ってきて催促するようになったか。
なのでいつもの黒土と水苔とサクラの落ち葉で冬支度。
その日は外でうろうろしていたが中にはいったようだ。
これで半年お休みだ。ちゃんと出てこいよ。

今頃のけろちゃんずの餌

一か月ほど前ならヤブキリの幼虫が手頃なのだが、今頃は秋のバッタ系も出てくるか出てこないかの時期なので、適切な餌がなかなか見つからない。
ミールワームは最後の手段と考えているので、なんとか自然の餌を与えたい。
二三年前から、ハグロハバチの幼虫を与えている。
河原で穴だらけの葉っぱがあると大抵こいつがいる。
身体の側面に黒い点がいくつもあって、たまにとぐろを巻いて休憩している。
こいつは多化性で、年に数回発生するので非常に与えやすい。
大きさも終齢近いものは手頃だし、触るとぷにぷにしておいしそうだ。
今日もケンカしながら食っているようだ。

けろちゃんず冬予報

今年もさっさと冬眠に入ったはずのけろちゃんずだが、ここ数日ケージのガラスに二匹ともへばりついている。
もしかすると、今年の冬はそんなに寒くないのかもしれない。
本格的に寒くなるまではよくあることで、ある年なんか1月くらいの寒い日に出てきたこともある。
動物のほうが季節の変化には敏感だというが、さて予報はどうだろうか。

今年も寒いぞけろちゃんず

今年くらいは腐葉土にしてやろうと思ったが、ホームセンターに腐葉土が全然売ってないので、今年も黒土と水苔だけは新しいのを買った。
仕事の昼休みに拾った桜の落ち葉を敷き詰めると、そそくさと潜っていった。
いつもはしばらく上でうろうろしているのだが、今年はケージに戻すや否やあっという間に落ち葉の中へ消えていった。
今年も去年並に寒くなりそうだ。
来年も忙しかったら逃がしてやろうかなあ。いやいや、最後まで責任を持とう。
それがペットだ。
春までお休み。オレは生きてるかなw