けろちゃんず今年は早めの冬支度

10年目11回目の冬眠だ。
アマガエルの寿命は野生で5年、飼育下では10年と言われている。
それを超えるのだ。
黒土、水苔、桜の落ち葉といつもの冬眠セットを用意。
今年はいつもより落葉が早い気がする。
実はまだ餌が採れるのだが、今後急激に気候が変わる可能性があるので、早めの冬眠となった。
冬眠で一番大事なのは水分だ。
一般的に土に潜るというが、あんな柔い手足で土をかくより、落ち葉をたくさん敷いてその下で寝てくれた方が保温性もいいと考えたのが冬眠セットの切っ掛けだ。
これだけ長生きしているのはそれが成功しているという証拠だろう。
餌もミルワームはあくまで非常食で、基本はバッタ、セセリチョウ、草食のイモムシだ。
忙しいときは三週間くらい餌がないときもある。
それでもこれだけ生きてくれた。
来年も元気で出てきてくれよ。

けろちゃんず冬支度

今年は例年通りのスケジュールとなった。
もうちょっと早めにしたかったが、忙しくて土と落ち葉の調達に手間がかかってしまった。
東京では54年ぶりの11月での初雪だというし、北海道は早くも冬全開だし。
しかしこれまでの暖かさを考えれば本当に今年は冬が来るのか眉唾である。
ま、鼻くそほじくってても時間は過ぎるのだ。
また来年。もう何年目やろ。

ミルワーム

ご存知でない方のために説明すると、ミルワームは昆虫の幼虫で、生餌としてペットショップやホームセンターで販売されている。
忙しい時のけろちゃんずの餌として非常に重宝している。もっとも最近はすっかりメインの餌になってしまった。
そのまま常温で放置しているとどんどん成長して普通の虫になってしまうので、買ってきた後は冷蔵庫で保存する。そうすると成長しなくなるのだ。いわゆる冬眠状態になる(野生では冬眠しません)。
ここのところフィールドには毎週出ているが、適当な餌がまったく採れないので、ずっとミルワームを与え続けている。
するとだんだん大きいのがいなくなって、小さいのばかりになってきた。
全然大きくならないなあと思っていたが、そりゃそうだ、冷蔵庫に入れて成長を止めているのだから、成虫にならないどころか、大きくもならない。
今頃気づいた。
しかしミルワームは成長が早いので、蛹になる前にまた冷蔵庫に入れなければならない。
ペットを飼うというのはこういう苦労を背負うということなのだ。

ようやくけろちゃんず冬支度

やっと時間ができたので大急ぎで落ち葉拾い。
土と水苔も買って、ようやく冬眠準備だ。
11月が暖かくてよかった。本来ならばもうとっくに冬眠の時期だ。
桜ももうほとんど散っていて、もう少し遅ければ危なかった。
やはりいつもやっている通りにしないと、変えたから調子が悪いでは困る。
まだしばらくは暖かいので、その辺でうろうろすることだろう。
また来年。