山の心得

週末から今日にかけて、山での遭難が相次いだ。
高い山ならともかく、低い山での遭難が多いのが気にかかる。
高い山に登る人は、それなりの装備でしっかりとした心構えで山に挑むという意識で登っているはずだ。
当然リスクも理解しているし、それに対処する術も必要だ。
しかしハイキング程度で登る低い山は、意識するのは靴くらいだろう。
山の高低に対する意識の差が、実は命を奪うのである。
今は冬だ。日が短い。低い山とはいえ、午後から登るなんてのは言語道断である。
そして冬は寒い。雪はなくても水分は凍るので、凍った水溜りに足を滑らせて谷底へ滑落、という可能性も充分にある。
山は街と違って道が少ない。しかし、分岐を一つ間違うだけでとんでもない方向に向かってしまうこともある。
目印がないので迷いやすいのも確かだ。
たかが山とはいえ、自然を相手にしていることを忘れてはならない。
人間が自然に勝てるわけがないのだから。

ペットボトルホルダー

ペットボトルホルダー
やっぱりこういう買い物は専門店に限る。
昔イヤーウォーマーを買った登山用品の店に行くと、ずらっと並んでいた。
しかしよく見ると、ほとんどが専用の水筒用だったので、結局ペットボトル用はこれくらいしかなかった。
マジックテープが横、ベルト通しとカラビナもついているので、なんとかこれで行けるだろう。
背負うとちょうど口元の近くまで来るので、ストロー付きのキャップでも付ければそのままちゅーちゅー飲めそうだ。
もう完全に山という戦場へ赴く兵士である。いや、山は戦場だ。
これから大活躍してくれい。

2012年

今年も一年大した病気も怪我もなく、先月は血が出るほどのきっつい下痢をしたが、この寒さにも風邪ひとつひかずになんとかやってこれた。
新しい仕事に就けたのが一番大きな出来事だ。まあ、最近はさっぱりお呼びがかからないが、それは仕方のないことでもある。
虫や山にはまり、自然に触れる機会が格段に増えた。と同時に、昆虫の種類や山道など、新たな経験値がかなり増えたように思う。
そして、詳細は控えるが、来年もしかしたら、もしかしたら人生を左右する大きな転機が訪れるかもしれない。
ま、いつものように、世の中なるようにしかならないので、適当にがんばろう。悔いのないようにはしたいね。
じゃ、また来年。

登り納めは大文字

何度登っても地味にきつい大文字山。
今日は法然院ルートから善気山経由で攻めてみた。
右払いから火床展望台へ上ったがどのルートを通っても同じだ。きつい。
帰りの銀閣寺ルートを歩いていると、途中の分岐が法然院ルートにつながっているのを発見。
大文字は他にも分岐ルートがたくさんあるので、また日が長くなったら探検したい。
冬は日が短いからね、ちょっとでもロストすると遭難するのよね。
初登りは比叡山にでもすっかな。寒いな。
登り納めは大文字