10年目11回目の冬眠だ。
アマガエルの寿命は野生で5年、飼育下では10年と言われている。
それを超えるのだ。
黒土、水苔、桜の落ち葉といつもの冬眠セットを用意。
今年はいつもより落葉が早い気がする。
実はまだ餌が採れるのだが、今後急激に気候が変わる可能性があるので、早めの冬眠となった。
冬眠で一番大事なのは水分だ。
一般的に土に潜るというが、あんな柔い手足で土をかくより、落ち葉をたくさん敷いてその下で寝てくれた方が保温性もいいと考えたのが冬眠セットの切っ掛けだ。
これだけ長生きしているのはそれが成功しているという証拠だろう。
餌もミルワームはあくまで非常食で、基本はバッタ、セセリチョウ、草食のイモムシだ。
忙しいときは三週間くらい餌がないときもある。
それでもこれだけ生きてくれた。
来年も元気で出てきてくれよ。