フジ27時間テレビはどうだったのか

日テレの偽善24時間テレビに対抗し、放送されてきたフジの27時間テレビ。
今年は生放送ではなく、8月でも7月でもなく、9月の放送となった。
私は当初、こういう番組は生放送でないと意味がなく、27時間も収録番組を垂れ流して面白いわけがないと言っていた。
当然見るつもりもなかったが、ホンマでっかだけはちらっと見た。
あの番組のスタイルで進行していたので普通に面白かったが、コーナーが切り替わってヘンな素人が出だしたからチャンネルを替えた。
その後全く視聴せず、サザエさんを見そびれて、日曜日の最後のパートだけをながら見していた。
だが、それが意外と面白かった。
近代日本の事件事故の歴史を振り返りながら、たけしさんと池上さんのかなりな暴露話に釘付けになった。
改めてタイムテーブルを見てみると、日本の歴史をそれこそ石器時代から現代まで、バラエティありドラマありでなかなか面白そうなラインナップだった。
端から面白くないと決めつけてチェックしなかったことを若干後悔している。
視聴率的には案の定悪く、歴代最低の去年をほんの少し上回るだけに留まった。
しかし後評判はそれほど悪くなく、意外によかったという声も多い。
生放送27時間に比べると、恐らく制作費もかなり低く抑えられるはずだ。
このスタイルが定着すれば、もしかするともしかするかもしれない。
来年はちょっと期待しよう。
それにしてもさんまさんがメインMCを務めた2008年は本当に面白かったなあ。