去年から京都の和菓子屋をあちこち巡っている。
和菓子屋と言えば、年末押し迫ったころ、店先にこれでもかと正月用の餅が並ぶ。
いつかその餅を食べたいと思っていた。
大晦日、その餅を買った。10個で1200円。一つ120円だ。その店で売っている和菓子よりちょっと安い値段である。
まあそんなものなんだろう。
そして今日、買ったときはちょっと柔らかかった餅も硬くなり、ストーブの上で焼いて食べた。
うまい。
サトウの切り餅とは格段に違う(それはそれでうまいが)。
餅の弾力が決定的に違うのだ。
コシがあるというか、噛み切ったとき、奥歯で噛みしめているときの食感が全然違う。
やはり餅は餅屋だ。