スポンサーの責任

「明日、ママがいない」というドラマが話題になっている。
私は見ていないが、ネットニュースによると、このドラマで描かれている児童養護施設が差別的らしい。
そのため、各方面から批判が相次ぎ、スポンサーが全降板するという非常事態になっている。
ドラマはフィクションであり、差別や偏見はドラマのせいではない。それは人の心に巣食っているものがドラマをきっかけに頭をもたげているだけだ。
私が一番問題だと思うのは、批判が殺到してからすっと引っ込むスポンサーの無責任さだ。
ひいては、広告代理店の無責任さである。
ドラマの制作時に、その内容はある程度は説明されているはずである。
あるいは、このドラマには芦田愛菜ちゃんが出ているから数字取れますよ、的な、ドラマの内容よりそういった類の説明しかなされていないのだろうか。
テレビは既に、コンテンツとしては終焉に達している。
いつまでもこんなことを続けていては、いや、いっそのことここでテレビにとどめを刺した方がいいのかもしれない。

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

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