「男たちの挽歌」をリマスターしたやつちょっと顔貸せや

もし私がジョン・ウーなら、間違いなくそいつを訴えるだろう。
昨日、CSで放送された「男たちの挽歌」、不要な部分をカットしてDVDに焼く前に、例のシーンをちょっと見てみた。
例のシーンとは、私を含め、全世界のガンアクションに影響を与えたベレッタ2丁拳銃のシーンだ。
たぶん何回も見ると思うので、直前にチャプターを打って、そのシーンを待った。
引き戸がすーっと開いて、チョウ・ユンファの顔が見える。
私はこのシーンをもう何百回も見ているので、その違いはすぐにわかった。
銃声が全然違うのだ。
パンパンと軽い銃声が響き渡り、迫力もクソもない。
なんじゃこりゃ。
例えば、マイケル・マンは銃の口径別にきっちり効果音を替えるなどして、リアルな演出をすることがある。
もしそういう変更だとしても、この作品には必要のないことだ。
いくらリアル派の演出をもってしても、ここは迫力重視でないといけない。
私は、ただ単にオリジナルと違うことに怒っているのではない。リマスターすることによって、演出が全く変わっていることに対して怒っているのだ。
このリマスターを施した奴は、勝手に銃声を変更し、演出に介入していることになる。
はっきり言うと、この行為は、製作者の許可なく作品に改変を加えているのだ。
こんなことが許されていいのだろうか。なんということだ。
なぜこうもオリジナルが軽視されるのだろう。
サラウンドとか、当時はなかった(あったかもしれんが)のならわざわざ対応しなくてもいいし、もしかするとこの作品だけでなく、他の映画でもこういう改悪が行われているかもしれない。
久しぶりにはらわたが煮えくり返る思いだ。大好きな作品だけに尚更である。
ほんまちょっと、担当者出て来い。顔貸せ。

買うならこっちで

ギンリョウソウ

ギンリョウソウ
Monotropastrum humile
観察:将軍塚近辺
May.10,2012

こういう得体の知れないものは調べるのに非常に手間がかかる。
どこから手をつけていいのかわからない。
まずこれは花なのか、キノコなのか。
「花みたいなキノコ」で画像検索をかけたところ、一発で引っかかった。
キノコみたいな見かけどおり、腐生植物の一種だ。
ユウレイタケの別名もある。確かに、周りにそぐわずゆらーっと生えていた。おまけにぼーっと白いし。
ああ、自然って素晴らしいw