NASA、有人月探査打ち切り

もちろん不況の影響もあるかもしれないが、仮に景気がよくなったとして、月探査は再開されるだろうか。
答えは、たぶんノーだ。
21世紀になって、夢や希望で宇宙開発を行う時代ではなくなった。そこには必ずビジネスが必要なのだ。
ビジネスで宇宙開発をやるにしても、莫大な予算が必要になる。そこまでして、果たしてビッグマネーが転がってくるのだろうか。
そんなガッツのある投資家は世界中探してもいないだろう。
ただ一つ、希望があるとしたら、中国だ。
今は他国に援助されながらロケットを飛ばす不貞な国だが、彼らが本気になれば、あっという間に米ソのレベルにまで達するだろう。もちろん、技術的な支援は必要だ。
もしかすると、資本主義は宇宙開発に向かないのかもしれない。アメリカがこんな状況なのに比べて、ロシアは派手な実績はないものの、地味ながら宇宙開発を続けて、コンスタントに成果を挙げている。
いろいろな問題はあるが、宇宙開発は、国境や主義思想を超えたところにあると思いたい。
世界各国のパワーバランスなど、宇宙から見れば塵芥にも満たないのだから。

みかつう

ツイッターは@crescentwroksだよん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


Warning: Undefined array key "rerror" in /home/xs008668/mikatsu.com/public_html/wp-content/plugins/wp-recaptcha/recaptcha.php on line 291