第5回大阪モーターショー・日本車編


何と言っても目玉はGTRである。そのせいか、ニッサンは狭いながらも一会場独占していた。
平日の月曜日の午前中ですら、GTRのブースには人垣ができていた。
確かに話題性の高い車ではあるが、ニッサンがワークスとしてGTRのレース活動を行わない限り、GTRの存在価値はゼロだろう。
GTRのRは何だ、と問いたい。
不祥事が相次いだミツビシだが、ようやく復活の兆しである。ランエボもとうとう10代目だ。
コルトのラリーアート仕様も興味深いが、あの外観ではあまり速そうにない。
ミツオカはオロチとカブトだ。なんだか仮面ライダーみたいだが。この有機的なデザインは身震いがする。
今回久しぶりにランボルギーニが来ていたが、ガヤルドが仔ヤギに見えたほどだ。隣に置いたら食われそうだ。
トヨタ、ホンダが目玉なしであまり存在感がなく、スズキ、ダイハツは前回同様元気があった。マツダ、スバルは活気があったが面白味がなかった。
日本車はGTRに全てを食われたようだ。

第5回大阪モーターショー


今年は仕事の都合で最終日の月曜日になった。しかも朝から雨。まあ行けるだけマシか。
幸い大阪に着く頃には雨も止んだ。仕事明けで疲れているが二年に一度なのでたっぷり見よう。
しかし、今回も
BMWがない!
これは何か裏の力でも働いているのだろうか。BMWといえば国内でも相当売れている車である。
インテックスでは手狭なのか。しかし代替開催できるような広い会場は大阪にはない。舞州にでもつくってくれよ平松市長。
というわけで、しばらくモーターショー特集だ。最初に言っておくが、おねいさんは一枚も撮っていない。

大蛇、降臨


ヤフーポータルのニュースサイトでその記事を見たとき、冗談抜きで身震いがした。ようやくプロダクションカーとして陽の目を見るときがやってきたのだ。
初めて見たのは2003年の大阪モーターショー、人だかりを分け入った先に、その車はあった。
なんという挑戦的な面構え、なんという魅力的な造形、私はその場に何分立ち尽くしていたかわからない。
子供のころ、初めてカウンタックを見たときの衝撃に似たものが、その車にも感じられたのだ。
本日より予約開始、2007年1月から納車、価格は1050万円、4年400台の限定生産となる。
見よ、さもなくば死ね。

第4回大阪モーターショー:雑感


つくづく目が悪くなったのを実感する。乱視がかなりひどくなった。つまり、おねいさんを撮ろうとすると、遠目でわからないので近づかなければならない。そうなると、近づいて、あ違う、と思ったあとの挙動がものすごく不自然になるのだ。
理想としては遠目で物色して、タイミングを見計らって接近して、ちゃんと声掛けて目線をもらって撮りたいのだが、どうにも挙動不審である。
まあ、全員撮れば問題ないのだろうが、一応目的は車なのでそれでは倍疲れてしまう。
使っているデジカメも、ファインダーの視差が酷く、水平すら取れないときがあるので、モニターしながら撮らざるを得ない。
来年のオートメッセに行けそうなスケジュールなので、ぜひリベンジしてみたい。
来場者の中には子供連れも多かったが、消防士のコスプレ記念撮影はかわいらしくて思わず撮ってしまった。甥っ子にも着せたい。
はしご車体験も行列ができていた。かなりの高さまで上がるので、同乗するお父さんも覚悟が必要だ。
今回、BMWがなかったことは非常にショックだったが、これ以上広い会場は大阪にはないのだろうか。新しい埋立地に作ってるとか作ってないとかいう話もないし、国際都市を目指すならせめて晴海規模のスペースは欲しい。
さて、大阪で文句ばっかり言わず、一度くらいは東京へ行ってみたいものだが。

第4回大阪モーターショー:日本車編その3


さて、ビッグ3だが、前にも言ったように、基本的に日本車に興味はないので、あっさりいく。写真を見てもらえればわかるだろう。
ホンダはしっかりフォーミュラ2台を持ってきてくれた。ありがとう。来年F1は完全ホンダなのでより一層頑張ってもらいたい。
カタログを見て驚いたが、シビックの3ドアがなくなっていた。かつては日本で一二を争うくらい売れていた車が、である。
トヨタはF1と木村さんがドラマで乗ってたF3のフォーミュラを持ってきた。ジャックのお古じゃないよね。
ご承知のように、北米ブランドのレクサスを高級グレードにして逆輸入したが、となると今後アリスト、アルテッツァ、ソアラはレクサスで売るのだろうか。ま、どっちでもいいが。
ちょっと調子に乗っているニッサンである。GTRを復活させてくれたことには感謝すべきだろうが、果たしてこの車を見てそう言えるだろうか。
これでは勝てんよ、ゴーンちゃん。
はっきり言って、乗りたくない車である。走っていても別に見たくもない車である。GTRだけ復活させるのではなく、スポーティモデルとしてのニッサン車の復活を望む。

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第4回大阪モーターショー:日本車編その2


何も言うな。この車を見よ。
これが日本車たる日本車である。前回もそうだったが、今回もこの車の前から人だかりが消えることはなかった。
スーパーカーブームに生きた私が、実車を見て身震いする車が二つだけある。カウンタックとこれだ。一日も早く市販化してほしい。その名を、大蛇(オロチ)と言う。
いろいろあった三菱だが、もう後戻りは許されない。新たな気持ちで頑張ってほしい。うちのおとんも乗ってる。
ぶっちゃけ、日本車にあまり興味がないのでランエボだけささっと見たのだが、パジェロはどうするんだろうか。一時期は生産停止とかいう話もあったが、もうそろそろモデルチェンジを含めて去就をはっきりしてもらいたい。パジェロ=三菱というイメージもまだ定着しているようだし。
今回、日本車メーカーでもっとも力が入っていたのはダイハツである。ビッグ3に負けないスペースで、いつ行ってもおねえちゃんがステージで踊っていた。
写真のHVSもBe-goも、恐らくそのまま市販化されるだろう。確かに地元大阪だが、大丈夫かと思うくらい気合が入っていた。ま、大阪が元気なのはいいことである。

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第4回大阪モーターショー:日本車編その1


会場がどうも日本車のブースにかなりスペースを割いていたような気がする。その分、BMWなどが割を食ったのだろうか。
一番最初に飛び込んだのはスズキ。このLC、ぜひこのまま市販化してもらいたい。カタログにど正面の写真があるが、こんなかわいい車を見たのは始めてだ。というか、欲しい。免許ないけど。
ノスタルジックにデザインコンセプトを振っているだけでなく、マーケットを押さえた上での戦略だろう。プラモデルでもいいから欲しい。実はラパンSSも好きだったりする。
地味ながらもモータースポーツに真摯に取り組んでいる証拠がこのイグニス(スウィフト)。JWRCで活躍中だ。
かたやがっつりモータースポーツに入れ込んでいるのがスバル。2006バージョンのインプだ。相変わらずブルーが眩しい。プロドライブが戻ってきたので来年も安泰だろう。
トライベッカはアウトバックあたりの後継として北米でデビューするのだろう。一応コンセプトカーだがほとんど出来上がっている。
マツダはやっぱりロードスターだろう。このデザインは日本人向けじゃないのでどうかなと思ったが、車は見た目ではないようだ。コンセプトカー先駆はやりすぎである。
一時期はかなり危なかったマツダだが、今やフォードがジャマなくらいに勢いがいい。スポーツからファミリーまで、大メーカーには及ばないが、きちんとツボを押さえているラインナップはさすがである。

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