だから人間ごときに何がわかる

一昨日の時点で、誰が今日の被害を予想しえただろうか。
自然災害が常に想定外なのは当たり前だ。
人間ごときに自然の何がわかる。
地震の研究者は自戒していただきたい。予知など絶対に不可能だ。
それよりも今回の地震のメカニズムを解明し、今後に役立てていただきたい。
いつ来るかわからない攻撃を予測することより、防御を上げることこそ重要だ。
日本国民よ、明日は我が身だ。

とんだエイプリルフール

エイプリルフールの嘘は午前中までらしい。
それ自体嘘か本当かわからないもんだが。
そんな午前中が終わろうとしていた11時40分ごろ、テレビから例のあの緊急特別警報が流れ、携帯がけたたましく鳴り響いた。
関東や東北の方は、まあこういう言い方もどうかと思うがこの警報の類はもしかすると慣れている方もおられるのかもしれない。
しかしこっちは滅多に鳴らないので、鳴った瞬間にこの世の終わりを覚悟するのだ。
もうただただ身構えるしかできない。
どんな揺れが来るのか、震度5クラスならこんなぼろい家は木っ端微塵だ。
震える手で携帯の警報を止め、しばらく様子を窺うが、ミシっと家が軋んだような音がしただけで、全く揺れは感じなかった。
嘘ではないが、警報にビビり損をした気分だ。
今日は何事もなかった。しかし明日は、明後日は。
嘘か本当かはいずれわかる日が来るだろう。

徳島で震度5強

幸い大した被害は出なかった。
テレビを見ていたが、久々に聞く警報音に心臓が震えた。
京都では全く揺れもなく、徳島でも震度ほどの被害はなかったようだ。
場所柄、南海地震との関連もありそうだが、震源が内陸なので単純な地震かもしれない。
日本は地震国ということを常に頭に入れておく必要があるのだ。

みかつう、緊急地震速報にただ立ちすくむ

まず、本日の地震で被災した方々にお見舞い申し上げる。
今日は仕事だったので朝5時に起きて朝食を食べていた。
なんとなくつけていたテレビから、聞き覚えのあるメロディが聞こえてきた。
あれ?これは確か地震の、と思った瞬間、携帯電話が今までに聞いたことのない音で鳴り出した。
テレビに目をやると、そこには真っ赤に染まった近畿地方の地図が。
あ、あかん、うちや。
その瞬間、まさに走馬灯のようにいろんなことが浮かんだ。いよいよ南海トラフ崩壊かとか、今日の仕事どうなるんやろとか、おかんまだ寝てるから起こさな、とか。
気がつくと私は中腰になって、揺れが来るのを待っていた。
程なくして、がたがたっと短く部屋が揺れた。
数秒後、今度はがたがたがたがたっと五秒くらいだろうか、結果的には大した揺れではなかった。
緊急地震速報は実に正確で、地震に備える時間はあったが、何をしたかといえばただ揺れが来るのを待っただけであった。
まあ、そんなもんだろう。いや、それで充分なのかもしれない。
あと数秒後に地震が来るぞと言われても、何ができるだろう。
ただ身構えることしかできないじゃないか。
いつの間にかベッドの上に放り投げていたトーストの乗ったトレイを拾って、私は朝食の続きを摂った。
いずれ本番が来るのだろう。生きている間には勘弁してほしいものだ。

宮城県沖でM7.3


津波警報が出たのは確か震災以来、直近の余震を除いて初めてではないだろうか。
2時間で解除されたので大事には至らなかった。
まだまだあの震源域では大きな地震が起こっているということがこれで証明された。
住民のみなさんは、速やかな避難ができたのだろうか。
もう二度とあんな地震はごめんだが、それでも災害はやってくる。
そのときのために、最大限の備えをしておきたいものである。
それにしても、大事にならなくてよかった。

一年経っても余震



昨日、三陸沖と千葉県東方沖で相次いでM6クラスの地震が相次いだ。
三陸沖の方は、去年の震災以来だと思うが、久々に津波注意報が発令され、北海道や東北北部に緊張をもたらした。
もう一年経ったが、地震の勢いは止まらない。未だ東北沖は揺れ続けているのだ。
いや、日本全体がいつ次の震災のターゲットになってもおかしくない。
天災が忘れたころにやってくるなら、ずっと身構えていればこないのだ。
と、いうわけではないだろうが、改めて日本が地震国だということと、こんな国に原発は性に合わないというのを再確認しないといけない。