MTJ #22

「借金大王」ウルフルズ
ブレイクする前の曲。ビキニ姿のダンサーはニューハーフだろうか。メンバーの肉肉しい姿も拝める。実にウルフルズらしい曲。そしてトータス松本は相変わらずオトコ前。

「Daydream Wonder」The Pillows
確かFMのヘビーローテーションかなんかで、友達の引っ越しを手伝ってて、そこで延々とラジオから流れてた。ギターサウンドが実にきれい。ビデオは波紋のエフェクトが清々しかった。結局ブレイクしなかったけど、メジャーって何?

「Wildルビィ」KEI-TEE+Love Dynamights
角川春樹の娘。別にどうでもいいようなバンドだが、なんと、ギターが元バービーボーイズのイマサ。結局結婚しちゃったけど。そういやこないだテレビで野村よっちゃんと一緒にエンリケがベース弾いてたっけ。バービーよかったなあ。

「恋は早いもの勝ち」YoYoYo
ヴォーカルのCHIEちゃんに一目惚れでやんす。女の子の顔を見てこれだけドキドキしたのは久しぶり。ほんとにかわいい。ビデオ探してもっかい見よ。NHKの「天才てれびくん」でカバーしてた。

MTJ #21

「Sabotage」Beastie Boys
ヤンチャ坊主三人組のビースティ、今年は来日公演があるそうな。このビデオは70年代の刑事ドラマのパロディ。スタスキー&ハッチとかあのへん(たぶん)。結び目の大きなネクタイとか、アフロに口ひげとか、結構それっぽくまとまってて面白い。

「Girl U Want」Robert Palmer
どっかで聴いたことのある曲だと思ったら、DEVOのカバーだった。ちょっと意外な組み合わせ。ハデハデギュンギュンなビデオになっている。残念ながらロバート・パーマーは2003年に亡くなった。

「Pump,Pump(The Vibe)」FMob
こんな誰も知らないような曲でも、気に入ったんだからしょうがない。畳み掛けるようなラップに、アコースティックなサウンドと重厚なリズムが絡む。パフダディとかベイビーフェイスとかの時代ね。

「坂道」加藤いづみ
ダウナーな恋愛ソングはおまかせのいづみちゃん。もちろん坂道でロケしている。ちょっとアナクロな雰囲気がしっくりきていていい。

MTJ #20

「ずうっと」パディシャ
容姿は歳をとっても、声は変わらない。80年代中盤、チョコレートリップスというバンドで黒人ミュージシャンと一緒に活動していた藤原美穂がヴォーカルをとる。砂浜でプレイする二人をスタイリッシュに撮ってある。プレイするってちょっとやらしいな。

「Eat it」”Weird Al”Yankovic
まあよくできている。もちろん、オリジナルを知っていることが条件だが、パロディとしては完璧な出来である。映像もそうだが、もちろん歌の方もうまくパロってあるからすごい。間の手がゲップとかね。

「東京は夜の7時」pizzicato five
サウンドはベタ惚れだが、正直ビデオは今イチな愛しのピチカート。夜7時の東京を真貴嬢がうろうろする。曲のノリに任せて一気にご覧いただきたい。

「Return to Innocence」ENIGMA
これも名作。エニグマは映像の合わせどころが非常に難しい曲であるが、シンプルに逆再生映像をかぶせることによって、視聴者に思慮の隙を与える。実に深みのある映像である。思わず手を合わせたくなるだろう。

「プロレタリア」The Mad Capsule Markets
実は好きだったりする。どっかりしたリズム隊と、ギュンギュンしたギターがいい。がっつりレザーを着込んだメンバーが寒そうに歌う。結構真似してたりして。

「東京の空」相馬裕子
全編写真構成。空と緑が実によく似合うアーティストである。本人もかわいいので言うこと無し。確か読売テレビの朝の連続ドラマの主題歌になったと思う。あったのよ、昔。

「今夜はブギーバック」スチャダラパーand小沢健二
ビデオもそれぞれのミックスで二本立てになっている。もちろんサウンドも違うしビデオも違う。曲は大ヒットし、日本に完全にヒップホップが根付いたそうな。

MTJ #19

「ボーイフレンド」井上睦都美
ブルー調の映像とビブラフォンのサウンドが印象的と思ったら、何のことはないTokyo's Coolest Comboじゃないか。ざっくりとした衣装がちょっとエッチよむつみちゃん。

「Bye Bye Popsicle」L-R
ビートルズ世代、ネオアコの大トリ。ミディアムな曲をメジャーデビューにもってくるあたりは自信の現れか。幻の女性ドラマーの姿が拝める。彼女はどこへ行ったやら。

「blue moon blue」今井美樹
何も言うことのない完璧なビデオクリップ。これで中野裕之の名は私の中で不動の地位を築く。ブルー、ムーン、ブルーって感じ(もうあとは見てくれ)。

「What you won't do for love」go west
オリジナルはAORの大御所ボビー・コールドウェル。でもこっちのほうがしっとりと落ち着いた仕上がり。ビデオはやたらジャラジャラした姉ちゃんが出てくる辺り、今のヒップホップ系みたい。

「Jack le Jazzman」David Dexter D.
アシッドジャズというのが流行った。ヒップホップとジャズの融合みたいな。もうなんでもやってくれ。でもフランス語のラップは聴いていて新鮮だった。間違えて英語盤を買って買い直した記憶がある。

「Somebady's Baby」Pat Benatar
隠れた名作。めちゃめちゃ渋い。全編モノクロで、ホームレスや囚人、精神障害者など、訳ありの人々が次々と紹介される。「みんな誰かの子供」。とにかく映像も音も渋過ぎる。

MTJ #18

「ジェットコースター」Vibra Stone
ビデオ的にすごい。ライブシーンなのだが、観客全員に小型のビデオカメラを持たせて、それをつなぎ合わせるという、マトリックスも真っ青な映像。確かに、見ているこっちはジェットコースターだ。こんな映像撮るやつはタイレルの連中しかいない。大御所近田春夫復活。

「easy to smile」senceless things
SONYMTVのロンドンナイトという特集より、以下3曲。これは番組頭の曲。一発で痺れた。かきむしるようなギターと手足が5、6本あるようなドラムが、ハイスピードなサウンドを生み出す。こ、これがロンドンの音か・・・。

「Motorcycle Emptiness」Manic Street Preachers
日本でロケされた。まったりとした曲だが、バンドはかなり尖っている。わざわざ日本でビデオを撮っているということは、日本党と思っていいのかな。確か、メンバーが行方不明になったとかニュース聴いたけど、あのあとどうなったんだろう。

「Pop Scene」Blur
正直、ビデオ的には「Take On Me」以来の衝撃を受けた。普通にライブシーンを撮っているのだが、数秒ごとに撮られたカットをずっと繰り返しているのだ。つまり、ヴォーカルが歌うシーンがあれば、マイクを持って口をパクパクっとした数秒のカットを繰り返して、それにあてる。まるで撮影の時間がなくて撮れなかったところを埋め合わせているような感じである。そのリフレインが奇妙な印象を与え、そのままブラーというバンドのスカしたところというか、アイロニックな印象につながる。ロンドン恐るべし。

MTJ #17

「頭の中」THE真心ブラザーズ
とんねるずのネタにもじもじくんというのがあるが、果たして、この元ネタがポンキッキであるというのを憶えている人はどれくらいいるだろうか。とんねるずがオリジナルではない。あれはポンキッキのパロディだったのだ。そのオリジナルのもじもじくんがビデオに出演している。YO-KINGのむせびなくような高音域の歌声が心に染み入る。

「スチャダラパーのテーマPART2」スチャダラパー
いわゆるラップをJ-POPに認知させたのは彼らの役どころが大きいと思う。ビデオはごちゃまぜ的要素が面白い。この頃既にパーフリとは親交があったようだ。ゲストで出演している。日本のビースティボーイズ?言い過ぎ?

「Baby Cry For Me」Date of Birth
メンバーの顔のアップショットが次々と入れ替わる。曲もノリがいい。だいぶ経ってから(5、6年は経ってたと思う)急にCMで流れたりもした。話題になるかなと思ったらあっさりスルーされた。CMディレクターに起用した意図を訊いてみたい。

「Men's Junan」ヤプーズ
メンバー総出演のドラマ仕立て。みんな撃たれて死んじゃう。泉水さんとか結構サマになってたりするけど、やっぱり中原さんは・・・。純ちゃんは悪女ということで。この曲、歌詞も面白い。ヤプーズが脂の乗り切っていた頃の作品。

MTJ #16

「虹の都へ」高野寛
大学の先輩、らしい。在学中から高橋幸宏に師事、ピュアなサウンドと清潔感のあるルックスでOL、女子大生に人気(ほんまか?)。この曲はCMにも使われたので聴いたことある人も多いかも。コマ撮りはちょっとイメージに合わない気がするが。

「山行きバス」遊佐未森&ソラミミ楽団
清潔感といえばこちらはその名の通り自然溢れる清涼感いっぱいのサウンド。超音波一歩手前のハイトーンソプラノはまるで小鳥のさえずり。黄色で統一した映像の色感が更に雰囲気を醸し出す。胃もたれ、二日酔いの朝に効く(?)。

「プレゼント」Jitterin' Jinn
彼女でもない女にようそれだけモノやったな、って感じ。女からすればもらうもんもろたからさいなら、みたいなところか。そのプレゼントされたものがアニメでふわふわと動く。ぎこちない春川ちゃんの芝居も必見。しかしこのバンド、全曲同じビートなのはむしろ驚愕である。もっと驚愕なのは、じったりんじんと打ち込んで変換すると、JITTERIN'JINNと出ること。やってみ。

「Heart of the Hills」小泉今日子
下山淳の泣きのギター、池畑潤二のパワードラム、あれ、ルースターズ?と誰もが思うだろう。枯れたはずの丘に緑が甦り、一人その丘に佇むキョンキョン。ハードなサウンドをバックに、時は静かに流れる。いいねえ。

「Mickey」Tony Basil
ご存知、ゴリエちゃんの原曲である。このビデオも5人のごついチアダンサーが踊っている。ごつい。男みたい。これはそういうチアリーディングに使う曲なのだろうか。ワンナイもよくこんな曲掘り返してきたものだ。SONYMTVのワンヒットワンダラースペシャル(一発屋特集)で流れてたのに。しかし沖縄の人ってみんな踊りのセンスあるの?