2005 Fleer Platinum

Fleer社最後のブランドとなった。
写真本位のシンプルなデザインで、メモラ割合も9パック1である。
権利上の問題では仕方ないが、トレカ業界もやはり何らかの改革が必要なのだろう。
メモラビリアの乱発、シリアルの細分化、意味のないパラレルの増大。それによってコレクターが苦しんでいることもまた事実である。
近い将来、また版権が分配されるときが来るのだろうか。

2005 UD SP Collection

MLBのトレカ業界の混乱が目に見えるようなブランドだ。このパックには、SP AuthenticとSPxの2ブランドのカードが入っている。
つまり、本来なら別々に発売されるはずが、何らかの理由でこんな形になったのだろう。パックの簡素なデザインもそれを物語っている。
来年から、Fleer社が今まで発行していたブランドをUDが引き継ぐらしいが、そうなると発行ブランドが膨大になるので自社ブランドの削減もあり得るわけだ。
供給過多になりつつMLBトレカ、正直、少しは間引きしてくれるとありがたいのだが。

2005 Topps Turkey Red

エンボス処理されたギャラリー系の紙カードである。
枠の色違いパラレルやスエード調のカードもあるようだが、目玉はボンズのオートだろう。
契約上一昨年あたりからボンズのメモラビリアは発行しなくなっていたのだが、どうやらまた発行されるようだ。
ターキーレッドという名前の割には、どこも赤いところがないのだが。

2005 UD Pros&Prospects

トレカ業界、特にMLB方面にショッキングなニュースが入った。Fleer社が倒産でトレカ部門から撤退、Donruss/Playoff社はMLBオーガナイザーからカード発行のライセンスを失い、両社とも2006年度以降カードの発売はしないことになった。
非常に残念なニュースではあるが、最近のメモラ、パラレル乱発には少し閉口していたのは正直なところだ。コレクターにとって、実に微妙なニュースである。
さてタイトルだが、地味に続いているUDのルーキー系のブランドである。カードのデザインも一貫していて、派手な感じがする。
久々にオートを引いたが、見知らぬ選手なので嬉しさも半分だ。