2005 UD MVP

Victoryが出なくなったので、UDの最廉価版ブランドとなった。最廉価版だがジャージもオートもある。白を基調としたシンプルなデザインだ。
パックを見てみると、ペントップというペン型の入出力デバイスが当たるみたいだ。日本からでは無理かもしれないが、サイトはちょっと面白いので紹介しておく。
http://www.liveonthefly.com/

2005 Donruss Throwback Threads

前年に引き続き発売されたこのシリーズ、今年はPolo Groundsという極悪仕様のインサートがある。四隅が丸いダイカットなのだが、5から85までの5シリ刻みのカードだ。1選手につき、ああもう数えたくもない。
買うのは楽しいドンラスだが、集めるのは苦しいドンラスである。Eric Chavezをお引きの際はご連絡を。

プレスプレート

トレカの魅力の一つに、メモラビリアというものがある。選手が実際に使った(とされている)ジャージやバットの小片をカードに挟み込んだものや、直筆サインが入ったものなどがそうだ。
これらはかなり低い確率で封入されており、今はそうでもないが、昔は箱買いでもしなければなかなか手に入らないものだった。
メモラビリアではないが、メモラビリア以上に入手が難しいカードがある。それがプレスプレートだ。その名の通り、印刷の原版である。
一つのブランドで、一選手4枚(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)しかない非常に貴重なものだ。
今年はこのプレスプレートを封入しているブランドがかなり発売されていて、入手しやすくなったとは言え1選手4枚には変わりない。
ましてや、一人で4枚手に入れることは恐らく不可能であろう。あなたがブルネイに住んでいるなら話は別だが。

2005 Donruss Diamond Kings Update

去年はエリートでアップデートみたいなものが出たが、今年はDKで出してきた。それとも、まだエリートでも出すのだろうか。
これで極悪パラレルが倍になった。コレクターの身にもなれ。
だがカードが増えた分、確実に価格は落ちている。いまや10シリジャージは5ドルでも値がつかないほどだ。
しかし、量が増えているので出費は結局同じである。とほほ。

2005 Donruss Elite

ドンラスの高級ブランドだったが、近年もっと高級なブランドが出てしまい、価格帯としては中程度になってしまった。しかし、依然として根強い人気を保っている。シルバーの箔押し加工がきれいなカードである。
私もこのエリートは印象がよく、2パック連続で50シリオートを引いた経験がある。
Aspirationsやstatusといったダイカットパラレルや、Passing the Touchなどのインサートも健在である。

2005 UD Mini Jersey Collection

ネタが続いて申し訳ないが、これは早く紹介しておきたい。
UDにしては珍しく企画ものだ。パック1で小さなジャージレプリカを封入してあるのだが、これがなかなかいい。
縫いもしっかりしているし、刺繍もきれいにできている。全球団揃えても面白いかもしれない。これはぜひともチャベスものを手に入れたい。
1:18でレトロ風(ざらっとしたやつかな)、オートグラフ入りもあるところが侮れない。

2005 UD 2

アッパーデック社の定番ブランドである。とうとうメモラの封入率が1:8になってしまった。
仕上げ、デザイン、価格、どれをとってもソツのない出来であるが、面白みに欠けるのも確かである。だが人気は高く、レギュラーコンプを目指しているコレクターも多い。
今年は4種のレギュラーパラレルが入ったが、パソコン(パーソナルコンプリート)コレクターにとっては辛いところだ。