増税やむなしというのはわかっている。そのやり方が気に入らない。
マニフェストを軒並みないがしろにして、先の選挙で誰とも約束していない消費税増税をぶちあげて、国民を欺いて政治を進める。
政治家は嘘をつくのが商売だ。
百歩譲って嘘は許せても、裏切りは許さない。
民主党は国民を裏切った。
私は絶対に許さない。
カテゴリー: 政治・社会
一億総捜査員
地下鉄サリン事件の重要指名手配犯の一人、最後まで逃亡していた高橋克也容疑者が、今日の午前中に身柄を確保されたというニュースが入った。
先日にもう一人の菊池容疑者が逮捕されて以降、最新の情報が一気に出回り、ある意味スピード逮捕となった。いもづる式とはまさにこのことだ。
やはり17年前と比べても、今は格段に情報化社会が進んでいる。
昔なら、例え隣に指名手配犯がいたとしても、まさか手配写真を持っているわけではないので、確認のし様がない。
しかし今は、携帯で検索をかければすぐに画像や動画が出てくる時代になった。
その高度情報化社会の恩恵が、今回の逮捕劇につながったと言っても過言ではないだろう。
まさ一億総捜査員時代の到来だ。
だが喜んでばかりもいられない。こういう社会的に重要な件ならいいのだが、往々にしてこういうのはつまらない対象に向いてしまうことが多い。
芸能人がどこそこで何かしていたとか、ネガティブでどうでもいい情報もすぐに拡散してしまう。
その上、その情報の確度たるや眉唾ものだ。
一つ言えることは、悪いことをすれば、おてんとさまでなくても、隣の誰かが見ているよ、ということだ。
気をつけよう。
大飯再稼働
この機会に、私の原発に対する見解を、自分のためにもまとめてみたいと思う。
福島の一件以降、この国に原子力発電がそぐわないことは極めて明白だ。
原発を廃止して、代替発電方法を早急に導入する必要がある。
しかし、それが間に合わない段階では、原発に頼らざるを得ない。
夏はもうそこまで来ている。産業や経済を停滞させないために、原発再稼働止む無しという政府の判断は、正しいものだと思う。
いつ来るかわからない災害より、もうすぐ確実にやってくる問題に対処するのは当然である。
節電は、ただ暑いのを我慢すればいいというものではない。電気はいろんなところで使われている。
もし、計画停電や不測の事態によって電気が止まり、経済や人命に被害が及んだ場合、反対派はその責任を取るつもりなのだろうか。
返して言えば、もし原発稼動中に福井で巨大な地震が起きて、また福島のように災害が起こったら、政府は責任を取るのだろうか。
事が起こったときに、被害者面して何の責任も取らない連中がこの世の中には多過ぎる。政府も国民もそうだ。
何かに反対したり賛成したりするということは、その責任と覚悟を背負った上で論じなければならない。
それができないのなら、耳を塞いで口を噤むべきなのだ。
原子力技術は人類に必要であり、これからも研究開発は続けるべきである。
日本に原発が合わないというだけで、いずれどこかで必要になる時が来るかもしれない。
ただ一つ、確実に言える事は、安全な原発などこの世に存在しないということだ。
それを日本が目指すというのもいいのかもしれないが、それは今の我々の役目ではない。
今は、福島の状況の収束を最優先に、政府も国民も一丸となって取り組むべきではないだろうか。
反対とか賛成とか、そんな陳腐な次元で論じている場合ではないと、私は思う。
負の連鎖
昔、航空機事故はよく連続して起きるというジンクスめいたことが噂されていた。
日本では1966年に、わずか一ヶ月の間に三件の航空時事故が起こり、多数の死者が出ている。
交通事故も然り。まさかあの祇園の事故が霞むような出来事がこんなに立て続けに起ころうとは。
奇しくも世間はゴールデンウィーク。普段運転しなれていない車を、しかも長距離運転ともなると、その危険度は大きい。
どうかみなさん、安全にはくれぐれも注意して、制限速度を守って、楽しい休日を過ごしていただきたい。
その一瞬の隙の向こうに、地獄が待っているのだから。
北朝鮮、懲りずにミサイル発射
バカは死ななきゃ治らないというように、この国も滅びるまではずっとこんな感じなのだろう。
大方の予想通り、今朝北朝鮮が発射した衛星を積んでるらしい弾道ミサイルは、大方の予想通り失敗して落ちてきた。
だがここからは予想を裏切る事態が起こる。なんと北朝鮮が、公式にミサイル発射の失敗を認めたのだ。これには世界中がびっくりしただろう。
それに免じて、もう一発撃ってもいいぞ、というのは冗談だが、一昔前に比べれば大きな進歩だ。
自分の失敗を認めるなど、中国でもしたことがないのに。
たぶん今頃は、ミサイル担当の局員が処刑台に並んでいるころだろう。
しかし笑っていられないのは日本の対応だ。
発射を確認した時点で発令されるはずのアラームは鳴らず、事実確認にも手間取り、政府の対応も失敗と言わざるを得ない。
アメリカ頼みの国防も限界があるが、この一件で軍備増強などという変な方向に進まないようにしてもらいたいものだ。
祇園で暴走車、死者8名
桜の写真をあちこちで撮りまくった帰り道、家の方向の上空で消防ヘリがホバリングをしていた。
消防車のサイレンは聞こえなかったし、おかんが燃えてるわけはないなと帰宅すると、事故のニュースだ。
祇園で車が暴走して、多数の死傷者が出ていると。
大和大路と言えば、私もよく歩く場所だ。四条なら、今頃は花見の観光客で人通りも多いだろう。
運転手は暴走した挙句電柱に激突して死亡。他にも車にはねられた人が多数亡くなっている。
私がこれまでネットで調べた事故の状況はこうだ。
まず、大和大路四条の南で、当該車とタクシーが追突事故を起こした。
タクシーの運転手に追いかけられたのかは定かではないが、当該車はその後現場から逃走を図って北上する。
そして赤信号の四条通に差し掛かってもそのまま歩行者を跳ね飛ばして突っ切り、最終的にハンドル操作を誤って電柱に激突。当該車は大破、運転手は死亡した。
報道では当該車の運転手はてんかん発作の持病を持っていたというが、その発症は定かではない。
その証拠に、当該車がクラクションを鳴らして交差点を突っ切ったという情報もあるのだ。
もし発作を起こしていたとするなら、直線ではない大和大路をそのまま走行できるはずもなく、途中で建物にぶつかるかして停まるはずだ。
しかも、当該車は最後に、タクシーを避けて電柱にぶつかっている。
これは、最後まで意識はあったと考えても差し支えないだろう。
てんかん発作の有無はともかく、運転手はそのことを会社には隠していたようで、てんかん患者に対する風当たりが強くなることは避けられない。
推測だが、その最初の事故が発作が原因で、てんかんを隠していることがばれるのを恐れて逃げ出した結果、7人もの何の関係もない人々の命を奪ってしまった。
原因がなんであれ、誰もが悲しくいたたまれないことになったことだけは確かだ。
現場近くの白川沿いは、桜並木になっている。散り始めた桜吹雪が、せめてもの供養になればと思う。
注意と指導
ちょっと気になるウェブニュースがあった。
何かと話題の橋下大阪市長、その大阪市職員の今年の新人を目の前にして、国歌斉唱のときは気をつけの姿勢でと、厳重注意した、とあった。
私はこの様子を映像を見ていたが、「厳重注意」という状況とは全く違い、国歌斉唱のときは気をつけの姿勢で歌いましょう、といった感じの、「指導」であった。
「厳重注意」といった文言を使う場合は、間違っていることを正す意味で使われることが多い。
だがこの場合は、新人に教えている感じで、決して注意という状況ではなかった。
なんかこう、橋下氏を快く思わないライターが、貶めて書いたような記事だ。
厳重注意したとあれば、またあの独裁市長がめちゃくちゃやっているのか、という印象を読者に与えかねない。
実際は違うのに関わらずだ。
こういう風な世論誘導が、今のマスゴミに往々にしてあるということを、頭の片隅に置いてもらいたい。
これね
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120402-00000532-san-pol