体罰とは、字の通り罰である。
その矛先には、罪があるはずである。
件のバスケ部の生徒は、果たしてどんな罪を犯したのだろうか。
どんな罪を犯して、何十発も毎日罰を受けていたのだろうか。
それはもはや体罰ではなく暴力であることは、誰の目にも明白である。
しかし、この世から体罰はなくならない。なくしてはならない。
いや、目を瞑ってはならないのだ。
暴力はいけない、戦争はいけない。世の中、あまりにも安易な論調が跋扈していることに、私は腹が立ってしょうがない。
否定さえしておけば、その先の議論をしなくて済むからだ。
なぜ暴力がいけないのか、なぜ戦争がいけないのか。その存在を認めた上で、なぜいけないかを議論しなければいけない。
確かに、矛先を誤った体罰という名の暴力は排除しなければならない。
しかし、罪を犯した生徒に対して、それを正すときには、体罰も一つの選択肢として必要だ。
建前だけを声高に叫んで事態が解決するはずがない。例え遠回りになろうとも、物事を直視しなければ何の解決にもならない。
教育現場も、家庭も、自治体も、本気になって取り組まない限り、悲劇は必ず繰り返される。
今までがそうだったように。
カテゴリー: 政治・社会
天王寺難波間にLRT構想
ちょっと寝耳に水な話だ。初めて聞いた。
しかも、2015年度には着工することがもう決まっているらしい。寝耳に水にも程がある。
市営地下鉄もままならない状況なのに、これはどうしたもんだろうか。
確かに、LRTは低コストで敷設できるが、いくら低コストでも数億数十億とかかる事業だ。
聞けばルートさえ確定していないという。
阪堺電軌が近年度中にLRTを取り入れるという情報もあるので、実質的にはその延長になるのだろうか。
そういうのもまだ決まってないようだ。
あべのハルカス前からというのはなんとなく決まっているらしい。そして、観光需要というのもなんとなく決まっているらしい。
となると、そのまま谷町筋を北上するか、あるいは思い切って天王寺公園を突っ切って、25号線に出て、西へずいずいっと行って、南海本線を潜って、パークス通りを北上するというルートが妥当なところだろう。
だが構想はこれだけではない。あろうことか新大阪まで延伸する案もあるのだ。
路面を走る以上、路線付近の交通渋滞は必至である。
それらの様々な問題を、これから検討していくというのだ。
時間ないぞ。
世界滅亡らしいが
今日は冬至なのでゆず湯でぽかぽか。
確かかぼちゃと鰯も食べるんじゃなかったっけな。
明日はもしかしたらちょっといいことがあるかもしれない。
だがこうやって書くと大概裏切られるのが私の人生なのだ。
ま、なるようになるだばないだばさ。
あと500円しかないのは如何ともしがたい。
たいやき食うんじゃなかったな、うまかったけど。
さ、飯食って屁こいて寝るか。
というわけで、みなさんまた明日。
アメリカの銃規制
アメリカで銃による大量殺人がまた起こった。今度は小さい子供たちが大勢射殺されてしまったので、アメリカ国内でも銃規制の声が一層強まっている。
しかしアメリカはご存知のように銃社会であり、その歴史は銃と共に発展してきたようなもので、社会生活と銃はそう容易く切り離せるものではない。
罪を犯すのは銃ではなく人であり、銃を規制しても悲劇は必ず繰り返される。
とはいうものの、今回の事件はあまりにも酷いと私も思う。
とうとうあのNRAも何らかの声明を出すらしい。
私なりに考えてみたのだが、銃の規制に抵抗があるなら、弾丸の所持や販売規制はできないのだろうか。
例えば、ガンショップで銃を買うときに、一丁の銃に対して2マガジンくらいの弾しか売らない。護身用で百も二百も弾は必要ないはずだ。
銃は弾の数だけ人が死ぬわけで、弾の所持を規制すれば話は早いと思うのだが、どうだろう。
銃の殺傷能力を考えるときに、連射性能や弾丸の威力をとかく考えがちだが、弾がなければ何もできないわけだし、この方法が一番手っ取り早いはずだ。
しかしアメリカ人もバカではない。こんな簡単なことが実現していないところをみると何か問題があるのだろう。
よその国のことなので関係ないとは言え、何か知恵を出し合えたらと思う。
選挙雑感
ヒマなので選挙速報を見ながらtweetdeckの画面と首っ引きだったが、左翼系の落胆ぶりがハンパなかった。もう思わず笑ってしまうほどだ。
日本はこれで終わりだ、とか、国民は国防軍に子供たちを召集させる未来を選んだ、とか、そういうツイートをRTする文化人連中とか、だから左翼はダメなんだと。
自分達が応援している政党が落ちたからといって、その結果をいちいち否定するようなレベルでは、先に進んでもたかが知れている。
たぶん左翼には阪神ファンは少ないはずだ。負けて倒れても常に矛先は相手に向いている、そういう気概が左翼には皆無である。
原発再稼働を自爆で止めるくらいの覚悟はないのか。あのデモの勢いはどこにいったんだ。
負けを認められずに文句を言うなら、さっさとこの国から出て行ってほしいものだ。
国民は確かに自民党を選んだが、戦争や原発再稼働を好んで選んだわけではない。
それに目を瞑ってでも、民主党政治に終止符を打ちたかっただけなのだ。
揚げ足を取るように、国民は戦争に賛成しただの、原発に賛成しただの、視野の狭い左翼特有の欠点が如実に現れている。
自分達の不甲斐なさを棚に上げて、結局他人の責任にして自分は安全なところで高見の見物。まさに民主党政権のしてきたことと同じである。
今のうちにすることをして、力を貯めておくことを期待する。
右あっての左、左あっての右なのだ。
自民圧勝、安倍政権誕生へ
私は期日前投票で、比例は維新、小選挙区は、初めて白票を投じた。
自民、民主、共産、社民、どの党にも入れるわけにはいかない。
今回投票率が低かったのも、民主党が招いた政治不信だけでなく、政党乱立で迷った人が多かったのだろう。
しかし、投票しなかった人はこの結果を信任したも同然なので、文句を言う権利もないし結果には従わないといけない。
もう与党に戻ることはないとまで言われた自民党がこうして返り咲いたのも、民主党がいかに酷い政治をしてきたかの一語に尽きる。
一度蹴落とされた自民党が、下手に出てくるのかそれとも上から来るのか。選挙は終わったが国民はその動向を注視する必要がある。
全てはこれから始まるのだ。
泣いても喚いても
民主を選べば日本の未来は明後日の方向に邁進し、自民を選べば元の古い政治に逆戻り。
第三極を選べば右でも左でも行き先は不透明、誰だ幸福実現党に入れるという投げやりな奴は。
泣いても喚いても24時間後にはこの国の未来は決まってしまう。
いや、しまうのではなく、決めるのはそこの有権者だ。
一票は確かに微力だが、投票しなければ何も始まらないし、終わらせられない。宝くじも買わなければ絶対に当たらないのだ。
一つだけ言わせてもらえれば、自民の単独過半数だけはなんとしても阻止したい。
てぐすねひいて待っている有象無象どもがほくそえんでいるのが垣間見えて仕方ない。
無党派層の諸君、迷ったらそんな感じも悪くない。あまり言うとまずいのでこの辺で適当に。
ところで橋下さん、大阪独立、本気で考えてみませんか?