ゆきではなくゆうきと読む。
「暴れん坊将軍」で、吉宗のお庭番隼人とまるで映画「ボディガード」のような関係になってしまった役を演じていた。その回を観ていて、清楚な中にどこか色っぽいなんともいえない魅力のある人だなと思った。
その他、時代劇に多く出演されているようで、事務所のプロフィールを見ると、能や薙刀など、かなり古風な特技をお持ちのようだ。
面長でやや切れ長な目元も、日本髪と和装にはぴったりである。ああ、こんな嫁はん欲しいなあ。
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カテゴリー: 人物
本田博太郎
「北京原人」という映画があった。映画はさておき、その中で北京原人役を演じたのが本田博太郎である。それから、彼の中で何かが弾けた、ような気がする。
それまで私は、本田博太郎という役者には、クールで二枚目なイメージを持っていた。だが、いつのまにか彼は、奇異なキャラクターになってしまった。
時代劇に出れば一癖どころか十も百もあるような刺客や代官を、現代劇に出ればねっとりとした口調で犯人や刑事を。まさに怪演である。
というより、最近彼の真っ当なキャラクターを見た事がないのだ。宣材写真は実にオトコ前で渋いのに、なぜこんなになってしまったのだろう。何が彼をそうさせたのだろう。
しかし、そんな本田博太郎が面白くてしょうがない。
現在、ライフカードのCMがオンエア中である。あのねっとりとした口調で、オダギリジョーをいたぶる犬山課長を怪演している。CMのつづきはこちらで。
山村紅葉
日本の名推理作家、山村美紗の実娘であり、女優である。うちのおとん(大工)が西村京太郎の家へ仕事で行ったとき、隣にある山村美紗の家とつながる秘密の廊下があったそうだ。そんな嘘かホントかあやふやな話はさておき(今調べたら古い旅館を共同購入して、本館と別館で住んでいたそうな)、片平なぎさが2時間ドラマの女王、船越栄一郎が2時間ドラマの帝王とするなら、山村紅葉は2時間ドラマの裏女王といったところか。
年間、いや今まで放送された2時間ドラマの半分以上が、西村京太郎と山村美紗原作ではないだろうか。特に、山村美紗原作のドラマには、山村紅葉は必ず出演している。
まさかとは思うが、ドラマ化の条件に必ず出演させるという契約でもあるのだろうか。そう疑ってしまうほど、必ず出演している。
しかし、今や2時間ドラマには欠かせない俳優の一人である。前出の女王と帝王の共演ドラマなんかも面白そうだ。
野田社長
巨乳タレント事務所イエローキャブの「元」社長である。経営上の理由で、先日社長を解任されたそうだ。ちょっとびっくりした。
会社というものは社長のものではない。株主のものである。つまり、一番偉いのは株主である。野球で監督が偉くないのと同じだ(違うか)。今回は、筆頭株主と野田社長が対立し、その結果として筆頭株主が「お前辞めろ」と言ったわけである。
私はあまり会社の仕組みや経済的なものに関して明るくないが、イエローキャブという会社は、野田社長ありきだと思うのである。巨乳タレントばっかり集めて、結局社長の趣味じゃねえか、と私も思っていたが、ある言葉を聴いて思い直した。
野田社長は、抱えている巨乳タレントに、だんだん服を着せていくという。つまり、最初は巨乳しか能のないタレントに、いろんなことを勉強させていって、タレントとしての芸の幅を広げていく、つまり、服を脱がなくてもいいような仕事を増やしていく、というのだ。
なるほど、この人は志のある人だなと。単なる巨乳好きのおっさんではないなと。そういう志のある社長を辞めさせた目先の利益をむさぼる筆頭株主だけが残ったイエローキャブの未来は、たぶん明るくないだろう。
がんばれ野田社長。ブログのタイトルだけどうにかしてくれ。
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細木数子
人生相談などでも、彼女の言うことはもっともだし、的を得ている意見もある。がしかし、それは占いによらないもの、という大前提でだ。
占いに対して金を払うことはやぶさかではない。しかし、それは事後であって、占い師が言ったことを検証してからのことである。え、それでは占い師の生活が成り立たない? もともと占いで商売をする事自体がおかしいのだ。
例えば、ハンバーグ定食が1000円としよう。肉汁たっぷりのハンバーグに濃厚なデミグラスソース。付け合わせの茹で野菜やポテトもほくほくである。私は充分満足してお金を払うだろう。
手相占いが1000円とする。あなたは大器晩成、恋愛運は来年以降で、金運は今年がピーク、なんてことを言われたとする。現時点で、どこに金を払う義務があるだろうか。来年になって金運が下がり、職場の同僚からデートに誘われた時点で初めて、占いの価値が出るのではないのか。あなたの言うことは当たってました。ありがとうございます、と、私は1000円でも5000円でも払うだろう。
つまり、占いほどアコギな商売はないのだ。
血液型B型のあなた、今日はアンラッキーでしょう。全世界にB型が何人いると思っている。
魚座のあなた、今日のラッキーカラーは青です。四禄木星のあなた、今日のラッキーカラーは赤です。どっちやねん。
そんな占いでシコタマ稼いで宝石をジャラジャラと身に付けたババアが、最近テレビでふんぞり返っている。地獄に堕ちるのは貴様だ。
ナベツネ
憎まれっ子世にはばかるというが、昔から世の中は悪い奴ほど得をするようになっていたのだろう。
それにしても、ナベツネ周辺のブレインは優秀である。オリンピック直前という絶妙なタイミングで、自浄を装った手前ミソな裏金問題を露呈させ、引責辞任という形で表舞台から見事に消し去った。
これで正々堂々と球界再編の敵役から逃れ、あとは悠々自適の隠居生活である。あーやれやれといった感じだろう。件の学生は、さしずめスケープゴートといったところか。かわいそうに。
私は、読売巨人軍の改革なくしてプロ野球界の改革はないと思っている。巨人戦がないと他球団が儲からないという状況を、誰一人として疑問に思わないのはどういうことだろうか。
近年のプロ野球は、全て巨人中心に動いてきた。その諸悪の根源がナベツネであり、奴が消えた今こそ、腐った球界を再生できるチャンスである。
選手のストライキ、新球団、交流試合。最もプロ野球に必要なのは、富の分配である。それはテレビの放映権料であり、ドラフト制度の見直しである。巨人偏重の風潮がある限り、何をやってもだめだろう。
強いものが勝つというのがスポーツである。しかし、金や権力で得た勝利であってはいけないのだ。