児玉清

こう訃報が多いと気が滅入る。
これでもう、日本にはダンディを地でいく俳優さんがいなくなってしまった。
一つ気になるのは、アタック25がどうなるのかだ。
数少ない良質のクイズ番組の司会者として、児玉さんは長年携わってこられた。
番組を終わらせるには惜しいし、かといって続けるには児玉さんに匹敵する後継司会者が必要だ。
アナウンサーや司会者業のタレントではなく、やはりここは俳優さんでいってほしい。
私が浮かんだのは、知的なイメージとは少し離れるが、陣内孝則さんあたりはどうだろう。
仕切りの能力もお持ちだし、そこそこ二枚目だし、ノリもいい。
絶対にやめて欲しいのは、博多華丸さんに依頼することだ。
確かに、彼のモノマネは素晴らしい。しかし、それと番組の司会とは同じ次元で比べる問題ではない。
アタック25に関しては、司会者が亡くなったから似たような人で、というような浅はかな対処では困るのだ。
朝日放送にはその件と、番組の継続をぜひ約束してもらいたいものだ。

上原美優

自殺という訃報に接したとき、私は悲しいとかショックだとかいうよりも、腹が立ってしょうがなかった。
自殺というのは、人生において最悪の選択肢だ。それを自ら選んでしまうとは、情けないことこの上ない。
つい二ヶ月前、1万人以上もの人々が突然その命を奪われたにも関わらず、自分の人生が思い通りに行かないからといって、自ら命を絶つとは。
母親が亡くなったというのは確かに辛かったと思う。その生い立ちも、話を聞く限りでは壮絶なものだ。
いい子だったと思うが、賢い子ではなかった。もう少し考えることができたなら、自分が死ぬことによって、周りがどうなるのかを考えられたと思う。
自殺した奴に冥福など祈らん。イタコで呼び出して説教してやりたいくらいだ。そのうち行くから首洗って待っとけ。

藤田まこと

訃報ばかりで気が滅入る。
何の因果か、はぐれ刑事はきっちり幕引きをしたところだが、音川刑事はまだ終わってはいない。
せめてあと一本撮って欲しかった。
今日は一日、あのギターの音色が頭の中で流れていた。
音やん、まだ事件は終わってへんで。
ご冥福をお祈りする。

※27日に「京都殺人案内」の最新作が急遽放送決定。音やん、最後の活躍を見逃すな!

浅倉久志

私の小説の師匠、フィリップ・K・ディックの著書のほとんどは、浅倉さんの翻訳によるものだった。
ディックのみならず、海外SFの翻訳で活躍、その功績は計り知れない。
もしかすると私の文章のスタイルは、浅倉さんの真似なのかも知れない。
ご冥福をお祈りする。

篠原ともえがめちゃめちゃかわいくなった件について

バラエティから身を引いてだいぶ経つ。テレビの露出もすっかりなくなり、巷では引退説まで流れていた。
が、最近たまたま画像を見かけて、めちゃめちゃかわいく、そしてめちゃめちゃええ女になっていることに気がついた。
実は一度舞台を拝見している。竹中直人の会の客演で、まだその頃はバラエティのあのキャピキャピしたイメージが残っていたものの、芝居はしっかりしていて好印象だった。
バラエティを退いてから、彼女は音楽を中心にアーティスティックな活動を展開、定期的にライヴも行っている。
そんな彼女も来年で三十路。つくづくあの男と別れて正解だったと切に思う。
http://www.takeitag.co.jp/tomoe/