ヒーローズインザスカイ

たぶんフライト系のオンラインFPSはこれだけではないだろうか。
第二次大戦中に出てくる戦闘機を操って、枢軸と連合に分かれて戦う。
ロックオンでミサイルぷちっ、ではなく、機銃とロケット弾で戦う漢(おとこ)のフライトFPSだ。
操縦はゲームパッド必須(キーボードでもできるがやってられない)、慣れるまで難しいが、慣れてしまえばエース気分が楽しめる。
戦闘機の他に、爆撃機や管制機があり、ミッションで得たポイントで製造する。機体製造はツリー構造になっていて、どの国のどの機体を製造するか、好みの分かれるところだ。
ポイントには限りがあるので、一国に決めておいたほうがいいだろう。
搭載火器のカスタマイズもあり、未実装だが生産もできるようだ。
メモリ1G、P4 2.66、GeForce6200でサクサク動いているので、今時の標準的な機種で問題なく動作するだろう。
ミッションの数が少ないのと、先日導入された占領戦があまりにもしょぼい(参加人数が少なすぎる)のが今のところの難点だ。
正式サービスが開始されて間がないので、今後の充実に期待したい。
090116

hs.joycity

ガンダムクロニクルバトライン

ガンダムというコンテンツは、その人気もあって相当の利益を生み出す。
しかし、ゲーム業界は少し違う。特にPCオンラインゲームにおいては、ガンダムといえど絶対ではない。
UCGO、GTOと、立て続けに頓挫した経歴があるのだ。
その中、トレーディングカードという実体アイテムを伴ったゲームが出てきた。それがガンダムクロニクルバトラインだ。
アーケードで稼働しているカードビルダーと酷似し、いずれ吸収するのではという憶測も流れている。
ゲームセンターが不遇の時代を迎えている中、家でPCさえあれば楽しめるのだから、それは必至かもしれない。
正式提供されて間がないが、ジオンと連邦の戦力バランスが違い過ぎるのがまず問題だ。ジオンの戦力があまりにも低すぎる。つまり駒がないのだ。
両軍のカードでデッキは組めるのでプレイに支障はないが、連邦同士、ジオン同士が戦うのはやはり疑問である。
第一弾のラインナップがあまりに少なすぎるのと、ブースターパックからとんでもない戦力差を付けたのがそもそも間違いだろう。
連邦は三羽烏がMSもパイロットも揃っているのに対し、ジオンで使えるのはシャアだけだ。しかもシャアザクはヒートホークときている。まさに火力が違いすぎる。
次に、対戦プレイのマッチングが考慮されていない。デッキのコストで比べるなりすればいいのだが、あまりの戦力差についつい降参をしてしまう。
これも原因はカードのバランスの悪さだ。
両軍の戦力差は、例えばジオンにモビルアーマーなりが出てくれば解消すると思う。
実売されているカードがあるので、コストの回収は容易だろう。あとは、どれだけ客を引き付ける要素があるかが問題だ。
まずはカードの充実、システムの改良が望まれる。
長々と書いたが、それだけ期待しているということだ。
090104
http://www.battline.info/

オンラインゲームのプレイ制限

先日のラペルズにもこのプレイ制限が導入されている。
つまり、パラメータを設定して、プレイヤーがゲームする時間をゲーム側で制限してしまおうというものだ。
例えば、スタミナがあるうちは普通にプレイできるが、スタミナがなくなってしまうと経験値やアイテムドロップが減ったりするペナルティが科せられる。
遊び過ぎに注意ってとこだ。
一年前にはなかったように思うが、最近のオンラインゲームは導入しているものが多い。中には、課金アイテムでその制限を緩和するものもある。
確かに、普通に生活していればゲームする時間は限られている。普通に生活していればそう苦にはならないだろう。
以前のように廃人プレイができなくなっているということだ。
まあ、何事も過ぎたるはなんとやらってね。

RAPPELZ

ラペルズと読む。
モンスター討伐に重きを置いたMMORPGで、生産システムはない。
だがかえってその単純さがプレイヤーを引きつけ、比較的評価の高いゲームだ。
モンスターがドロップするスキルカードとクリーチャーカード(一部を除く)は、ゲーム内で高額で取引されている。
なかなかドロップしない上に、スキルカードに至っては自分が使えるスキルカードを得るのは至難の業だ。
オークションで売ってしまえば、その資金で武器のアップグレードができる。
昔一度プレイしていたゲームで、久々にやってみようとインストールしてみたら、サーバー負担軽減のキャラ削除とかで、放置アカウントが削除されていた。
ま、いいけど。

http://rappelz.gpotato.jp/

アトランティカ

先ごろ正式サービスを開始した、今年最後の大型MMORPGだ。CMも流れていたのでご存知の方もいると思う。
傭兵を雇用してパーティを組み、戦闘はターン制のシミュレーション形式で行う。
最初は操作に手間取るが、何事も慣れだ。陣形や傭兵の武器などで多種多様な戦闘が行われる。もちろん魔法もある。
パーティも組め、最大で27人。敵も含めると54人の敵味方が入り乱れる。だがそうなると、画面が小さくなるので見難いかもしれない。
生産スキルに制限がないのは実に魅力的だ。生産スキルは取得に制限があるのが常だが、このゲームは金と時間さえかければ全ての生産スキルが取得できる。廃人覚悟なら、だ。
こまつの音楽もいいぞ。

サスケ&コマンダー

サスケ&コマンダー
80年新日本企画/シューティング
珍しい和風ゲーム。斜めに飛んでくる忍者を手裏剣で撃つ。
敵も手裏剣を出してくるし、落ちてくる死体に当たってもだめなので、回避が難しい。
ある程度雑魚を倒すと、ボーナスステージとしてボスキャラが出てくる。
当時としてはなかなか凝ったグラフィックで、よく動いている。

ゲーセン冬の時代

ゲームセンターが不調だ。
WiiやDSなど、コンシューマに押されて客足は減る一方である。
千日前のアムザ1000内にあるゲームセンターに何年ぶりかで足を運んだが、なんと今月一杯で閉鎖するという張り紙があった。
大学時代から足を運んでいたゲーセンだ。もう二十年近くになる。そんな老舗も、ゲーセン不況には勝てなかった。
ゲームが下火なのではない。コンシューマも、開発費の高騰がネックになってはいるが、実績は好調である。
PCオンラインゲームも粗製濫造気味ではあるが、人気はある。
娯楽の多様化は今に始まったことではないが、まさかゲームセンターが不況の波を被ろうとは。