アイテム収集型のRPGがやりたくて、ほぼ衝動的に始めてしまった。コンビニでプレイチケットが買えるという手軽さが後押ししたことを付け加えておく。
敵を倒し、経験値を稼ぎ、装備を充実させていくまさにRPGの常套である。ただ一つ、敵が金を落としてくれないのは異なる点だろうか。金を稼ぐには、敵が落とすアイテムを売るしかない。レアアイテムは、他のプレイヤーが高価で買ってくれることもあるが、往々にして供給過多、しかもまだレベルがそこまでいっていないので金集めはかなり辛い。
装備についているスロットに、敵が稀に落とすカードを装着すると、カードが持っているアビリティが付加されるというシステムは、あまり目新しいものではないがどうやら有効に使われているようだ。ただ、一度付けるとカードは取り出しできないので、最高クラスの装備でないともったいないかもしれない。
一つだけ気になるのは、ウインドウモードの場合、カーソルがウインドウから出てくれないのだ。つまり、ゲームをしながらネットで情報検索ができない。それをするには、一旦ゲームクライアントを終了させなければならない。これはちょっと手間だが、オートセーブなので続きはすぐに始められる。
月額1500円。しばらくやってみようと思うが、最近自分がものすごく飽きっぽい人間だと気づいてちょっとショックではある。
http://www.ragnarokonline.jp/
投稿者: みかつう
魔法の天使クリィミーマミ
ロボットものが割拠する80年代テレビアニメにおいて、美少女系オタク共を釘付けにする作品が登場した。当時はモモ(ミンキーモモ)かマミかとも言われ、その人気を二分していた。スポンサーの思惑に反し(それとも折り込み済みか?)、視聴者層は女の子ではなくオタク共であった。
しかし、主役声優にアイドル(当時)の太田貴子を抜擢したところは、なかなか冒険である。一応設定が歌手ということなので、ゆくゆくはタイアップでレコードも出していこうという戦略だったのだろうが、いかんせん芝居は素人である。耳を塞ぎたくなるような場面も多々あった。
結局最後まで芝居はうまくならなかったが、せつないストーリー展開は反響を呼び、絶妙な望月演出と共に作品としての人気は不動のものとなった。
このあと、ぴえろの魔法少女ものはシリーズ化される。ちなみに、太田貴子のLPを2枚も持っているのはナイショである。
MTJ #22
「借金大王」ウルフルズ
ブレイクする前の曲。ビキニ姿のダンサーはニューハーフだろうか。メンバーの肉肉しい姿も拝める。実にウルフルズらしい曲。そしてトータス松本は相変わらずオトコ前。
「Daydream Wonder」The Pillows
確かFMのヘビーローテーションかなんかで、友達の引っ越しを手伝ってて、そこで延々とラジオから流れてた。ギターサウンドが実にきれい。ビデオは波紋のエフェクトが清々しかった。結局ブレイクしなかったけど、メジャーって何?
「Wildルビィ」KEI-TEE+Love Dynamights
角川春樹の娘。別にどうでもいいようなバンドだが、なんと、ギターが元バービーボーイズのイマサ。結局結婚しちゃったけど。そういやこないだテレビで野村よっちゃんと一緒にエンリケがベース弾いてたっけ。バービーよかったなあ。
「恋は早いもの勝ち」YoYoYo
ヴォーカルのCHIEちゃんに一目惚れでやんす。女の子の顔を見てこれだけドキドキしたのは久しぶり。ほんとにかわいい。ビデオ探してもっかい見よ。NHKの「天才てれびくん」でカバーしてた。
阪神大震災から10年
1995年1月16日、私は神戸の仕事場をそそくさと後にした。和歌山の友人と遊ぶ約束をしていたからだ。いつもより急いで大阪へ向かった。神戸に仕事を持って3年、まだあまり街をよく知らない。そのうち時間をつくってうろうろしてみようと思っていた。
和歌山で友人と落ち合い、夜遅くまで遊んで、眠ったのはいつものように夜更け。だが深いはずの睡眠は、轟音と共に破られた。
「・・・地震やんな?」
揺れは覚えていない。だがゴーっという音がしたのは覚えている。部屋を見渡したが、何も壊れていないし、倒れていない。枕元の棚に立てかけてあるビデオテープすらもそのままだった。友人がテレビをつけた。そこには、信じられない光景が映し出されていた。
昨日まで毎週通っていた神戸の町が、崩れていた。家が、ビルが、高速道路が、崩れていた。
電車が開通するのを待って、昼過ぎに当時住んでいた守口へ戻った。駅から京都の実家へ電話する。京都は震度5だったが、実家は何も被害がなかった。神戸の職場の友人は、みんなは大丈夫だろうか。
守口の部屋は、洋服を掛けていた衝立が倒れ、その煽りで近くのビデオテープの山が崩れ落ちていた。それ以外、物的被害は何もなかった。
夕方、その職場の友人から電話があった。彼を含めて、とりあえずみんな無事だという。私は一安心した。だが、しばらく神戸での仕事はなくなるだろう。再開はいつになるのだろうか。もしかするともうないのかもしれない。テレビは、次第に凄惨な光景を映し出し始めた。
一週間ほどして、職場の友人から請求に来てくれと電話があった。震災で被害を受けている職場へ金を請求しに行く。私は複雑な心境だった。
JRは芦屋-灘間で依然不通だった。芦屋までの車窓の風景は、ところどころ屋根が崩れている家はあったが、それほどではなかった。芦屋から灘まではバスでの代替輸送となる。だがバス乗り場は長蛇の列で、二、三時間待ちということだった。私は、灘まで歩くことにした。
芦屋駅前も比較的被害は軽そうに見えた。しかし、それは国道二号線沿いで一変する。屋根が、私の目線上にある。視界に入る全ての建物が、私と同じ目線にある。いつもなら見上げる店の看板が、手の届くところにある。私は、まるで夢を見ているようだった。
丸い筒状の大きな建造物が、マンションの前に横たわっている。それが非常階段だとわかったとき、私はますます現実感を喪失した。目に見える物の全てが、壊れている。砕かれて、瓦礫が散乱している。その中を、私は歩いている。そして、被災した人々が生活をしている。おかしい。これは絶対におかしい。
職場の友人は、足に怪我をしていたが相変わらず元気そうだった。職場も見た目は変わらなかったが、震災直後はモニターやデッキを収納しているラックが傾いていたそうだ。倒れなかったのは、後ろのケーブルが引っかかっていたからである。倒れていれば、物的損害は相当酷かっただろう。
ゆっくりと話をしたいとも思ったが、交通事情を考えてすぐに出た。下手をすれば帰れなくなってしまう。おかしなものだ。ちょっと離れた大阪では、いつもと同じ生活が続いている。食べるものにも不自由なく、風呂も入れるし、電気もガスも通っている。
神戸が元に戻るのはいつになるのだろうか。また私は神戸で仕事ができるようになるのだろうか。神の名の付く街に対して、あまりにも酷い仕打ちだと、私は天を睨んだ。
カッシーニ-ホイヘンス探査機タイタンへ
NASA/ESA共同で打ち上げた土星探査機カッシーニが、子機であるホイヘンスを土星最大の衛星タイタンに送り込んだ。ホイヘンスは着陸に成功し、地球へタイタンの画像を送信してきた。火星以遠の着陸探査は初めてであり、このミッションの成功は非常に有意義なものである。
タイタンは地球のように大気があり、地表にはメタンの海があるとされてきた。まだ確認はされていないが、原始地球に似た環境を持つタイタンを調査することによって、生命発生のメカニズムなどが解明されるかもしれない。
http://www.esa.int/SPECIALS/Cassini-Huygens/index.html
セイギノヒーロー
04年コナミ。ザ・警察官シリーズの流れを組むコナミ最新ガンシューティング。バックグラウンドが「踊る大捜査線」を彷彿とさせるが、警官以外にも自衛官や海上保安官が登場する。
筐体はモニター並列二画面、銃はHKUSP風で、スライド無可動のリコイルがある。足下には音楽系ゲームのノウハウから振動装置がついているが、あまりその影響は感じられない。2人プレイを基本としているようだ。
プレイヤーは6つのステージから選び、ニックネームとライバルを選んでスタート。私は不審船ステージを選んだ。ニックネームはどうでもいいので適当に撃ったらプリンスになった。
不審船への接岸、乗船からプレイスタート。照準のガイドがあるが、なんとももっちゃりした動きで逆に邪魔だ。おまけにメンテ不良で5cmほど下にずれている。おかげでいちいち下にオフセットしなければならない。
銃を画面に向けている間は強制スクロールで、撃ち漏らした敵もそのまま行き過ぎる。銃を画面外に向けるとリロードとともに盾が出る。この盾防御は有効に使おう。ポリカーボネート風だがライフル弾でもストップしてくれるぞ(w。
しかしモニター画面は映り込みもあるので見づらい。おまけに夜の設定なので画面が暗く、余計に見づらい。2回殉職、3人誤射でゲームオーバーとなった。ライフは多めの設定のようだ。
ガンシューティングとしては及第点だが、敵の制圧が目的なのにライバルと競争という設定はいささか疑問である。2人プレイを基本としているからだろうが、それなら敵味方に分かれるとかしたほうがいいのではないか。もったりしたガイドもいただけない。ガイドが出ると、映画の字幕と一緒でついつい見てしまうのでターゲットに集中できない。
とりあえず、もう一度くらいはプレイしてみたいゲームである。
http://www.konami.co.jp/am/seigi/
ディープインパクト打ち上げ成功
NASAは、東部標準時12日13時47分、フロリダのケープカナベラル空軍基地からディープインパクト探査機の打ち上げに成功した。このミッションは、彗星に探査機をぶつけて中身を調べようという、かなり豪快な計画である。
彗星は、太陽系が形成されたころの物質を内包しているとされ、これを調べれば地球や太陽の起源を解明できる。今回、その貧乏くじをひいた彗星は、テンペル第一彗星(9P/Tempel 1)で、木星軌道の内側を回る公転周期5年の周期彗星である。
探査機は、彗星の近日点通過(火星軌道)を狙ってランデブーし、子機を彗星に向けて撃ち出してその様子を観測する。激突の瞬間は地球からも見られる(もちろん、巨大望遠鏡だが)。激突時の相対速度は37000km/h、彗星表面には直径100m程度の穴が空くそうだ。これだけの衝突で彗星の軌道が変わったりしないか少し不安である。
その名の通り、このミッションは映画から名付けられた。空想が現実になるとは思いたくないが、衝突予定日が独立記念日というのはやはり引っ掛かる。国威発揚の陰に隠さなければ、巨額の予算も通りにくいのだろう。ともかく、ミッションの成功を祈る。
http://www.nasa.gov/mission_pages/deepimpact/main/index.html