私は、ムカデが嫌いである。こうやって書いていても寒気がするので、以降伏字にさせていただくが、こないだテレビを観ていて凍りついた。
例えば、殺虫剤のCMで、リアルなゴキブリに不快感を覚える奥様もおられるだろうが、まあそんな感じである。いろんな害虫に効くということで、そのいろんな害虫がシルエットで出てくるCMがあるのだ。それが虫ころりアースである。
そのCM、あろうことかムXXの、言ってるそばから今テレビで流れた。くそっ。もとい、そのCM、あろうことかムXXのシルエットをCMの一番ド頭にもってきている。
ということはどういうことか。
何気なくテレビを観ていて、何の心構えもなしに私は大嫌いなそのムXXのシルエットを見せられるのである。これがどれだけ不快か。
CMを流すなということではない。せめて、私がテレビから目を逸らす時間をくれということなのだ。
この件について、私はスポンサーであるアース製薬にメールを送った。せめてカット割に配慮してくれと。一応型通りの返事はいただいたが、果たして来年、CMは改善されているだろうか。
投稿者: みかつう
ごっつええ感じショートコントアーカイブ#10
当時録画したビデオを見て書いているのだが、ところどころに当時のCMが入っていて、内田有紀や葉月里緒菜がまだ初々しくて実にかわいい。内田有紀はボーイッシュで溌剌としていて、葉月里緒菜は女の子らしくて誠実そうなイメージが(まだ)あった。・・・あーあ。閑話休題。
・ストリッパー物語
片山津ミュージックホールのベテランストリッパー、キャンディと純情な学生タモツとの淡いラブストーリー。蔵野メインのシリーズコント。当然のごとくヒモの男(浜田)にぼこぼこにされる。芥子は顔に塗られると痛いらしい。
・2014
あと9年後となってしまったが、当時から言うと20年後のダウンタウンという設定のコント。年老いてすっかり普通の芸人に成り下がってしまったダウンタウン。過去の栄光にすがり、プライドも何もかも失って、いろんな仕事に食いつく。こうはなりたくはないというメッセージか。
・NBA
フリースローで、入れる前に何か決め事を言って、成功か失敗によってその決め事を行う。実は蔵野が丸坊主になったのは、このコントが切っ掛け。YOUもこれで浜田にビンタされたり、今田にディープキスされたりとんでもない目に遭う。たまりに佐藤Pが同席している珍しい映像もある。
・ヘルショッカーなにわ
仮面ライダーの大阪弁パロディ。アニメや特撮のパロディに限界が来たのか、3回で終了。これから派生した「近畿防衛軍」も1回で終了した。仮面ライダーと松竹新喜劇の融合はできなかったようだ。
・夏、富良野
浜田が泣きながら「北の国から」をハミングしている。映像は富良野の黒板家をステディカムで。家の中へ入っていくと、純と蛍が血塗れで倒れていて、そばで五郎が仁王立ち。「純のほうが悪い」。同じチャンネルでこんなことしていいのか?
ごっつええ感じショートコントアーカイブ#9
・透明人間
部屋に帰ってきた透明人間が、バナナの皮に滑って部屋中を引っ掻き回して窓から飛び出してしまう。メンバーが誰一人画面に出ない珍しいコント。声は松本。
・AHOAHOMAN
ヒーローもの最強のショートコントの登場である。財前教授が作り上げた史上最強のスーパー超人。七三分け型のヘルメット、プロテクターにはショートケーキ、汚れたブリーフにハイソックス。メガトンミサイルの設計図を奪いにやってきたオホホ星人から健太郎君を守るために戦う。がしかし、アホなゆえにすっとこどっこいである。
頭をぶつけて回路がショートし、突然まともなヒーローになった回は死ぬほど笑った。アホアホブラザーとして坂本龍一がゲスト出演した回は、見事なコンビネーションを見せてくれた。最終回はうんこまみれで終わる。
・電撃パフォーマンスドール
初の涼子メインコントである。篠原涼子は、東京パフォーマンスドールという、今で言えばモーニング娘。みたいなユニットからデビューした。それと電撃ネットワークを掛け合わせている。はな(鼻)、やきゅう(野球)、げいのうじん(芸能人)を漢字で書けというものだが、全く書けない涼子に一同呆れ返る。「このコーナー続けていこう」と浜田が言うが続かず、しばらく経って一度だけ復活した。
・ふたり
野原に佇むうんこ姿のダウンタウン。浜田「自分な、臭いで」。松本「え、ダサいってこと?」。長年培ってきた二人の友情が垣間見える秀逸な作品である。
・おまわりさん
コンビニへ巡回にやってきた、新人警官の今田とベテランの松本。万引きした蔵野少年を咎めるが、反抗したために松本警官が発砲する。そこへ駆けつける浜田警官。少年が万引きしたことを知って発砲、少年は蜂の巣にされる。当時でさえ見ててやばいなと思った。しかももう一本、二人乗りした兄妹を蜂の巣にする回もある。今なら放送不可だろう。以降、弾着シーンは蔵野の役となった。
マビノギ
巷で噂のまったりMMOである。正式サービス開始直前にオープンベータに参加したところ、面白そうだったのでやってみた。
従来のMMOやRPGは戦闘本位のゲームであったが、マビノギは戦闘だけでなく生産でも経験値が入る。戦闘本位のゲームに慣れている者にとっては、少しとまどうかもしれない。
防御力の全くない服が何万Gで売られていたり、初期でもかなりのスキルが得られるが、欲張ると取得するために必要なアビリティポイントが足りずに中途半端になったりする。
生産スキルは、もしかすると戦闘スキルより多いんじゃないかと思うくらい充実している。扱うアイテムも量が多く、料理スキルでは食材はもちろん、調味料まである。
生産に使うアイテムの採取も独特で、羊毛が欲しければナイフを持って羊をクリック、大麦が欲しければ鎌を持って畑をクリック、牛乳が欲しければ空き瓶を持って乳牛をクリックと、インベントリーは採取用のアイテムで一杯だったりする。
生産重視とも言える設定なので、武器防具に関してはやや不足気味かもしれない。しかし、熟練度に応じて改造が可能で、飽きさせない設計にはなっている。耐久度の設定もあり、修理も必要だ。
アバターMMOといった感じだろうか。女性にも敷居が低いMMOとも言えるようだ。みんな忙しく走り回ったり、あちこち叩きまくったり(木などを叩くとアイテムが出る)しているのでまったりとは言いにくいが、なかなか楽しめるゲームである。
http://www.mabinogi.jp/
第40回上方漫才大賞
上方演芸のこういった大賞は、むしろ新人賞に権威がある。それを象徴するかのように、新人賞候補者は錚々たるラインナップである。
生放送、客の反応はダイレクトだ。
・南海キャンディーズ
トップバッターで山ちゃんも声張り気味。バスガイドネタ。しずちゃん熱演。客の笑いもかなりある。二人とも声が通るというのはかなり有利。
・千鳥
大悟の田舎ネタ。ちょっと大悟アップアップぎみ。客の返りは薄め。
・THE PLAN9
さてそろそろ賞を獲っておきたいところだ。お前ら新人かという突っ込みはなしということで。お、縦になったぞ。いつ見てもネタはよく練られている。
・ダイアン
あまり露出は少ないが、動きのあるしゃべくりでウケもいい。こころなしかネタ時間が長いような。
・麒麟
新人賞対象組とは言え、実力は中堅クラスである。ファッションショーネタ。安心して観られるレベルになっている。
奨励賞:メッセンジャー
黒田は最近MCとしての腕を買われている。二人でネタをする機会は確かに減っているが、関西ローカルでは不可欠な存在になっている。じじばばウケするようなネタができるようになったか。
新人賞:麒麟
優秀新人賞:南海キャンディーズ
至って順当な、獲るべき組が獲ったという感じである。しずちゃんは飄々としているようで実に度胸がある。これに限らず、新人賞受賞者は半分が大化け、半分は跡形もなく消えていく。この二組は大丈夫だろう。
大賞:中田カウス・ボタン
この二人もやすきよに負けず劣らずいろいろあったコンビである。大ベテランだが実に勉強熱心で(返して言うならそれは当たり前なのだが)若手芸人の信望も厚い。最近芸風がいとこい先生に似てきた。ボタン師匠が真っ当な人生を歩めば、いずれは伝説の漫才師になる日も来るだろう。
IRL第4戦もてぎ
やはりオーバルは面白い。あちこちで繰り広げられるデッドヒート、安全を確保するためのイエローコーションは、リスタートという形で勝負の瞬間を何度も見せてくれる。日本にオーバルサーキットを作ったホンダはえらい。
CARTとIRLが分裂してもう十年近くになる。当初は無名のチームやドライバーばかりで存続が危ぶまれたIRLだが、やはりインディアナポリス500というビッグネームは強力で、参戦メーカーや有力チームが次々とIRLに鞍替えし、その関係は逆転してしまった。
さて、今年初見となるIRLだが、やはり知っている名前が少ない。フランキッティ、カストロネベス、カナーン、ハータくらいだろうか。マイケルは監督になっているし、いわゆるベテランのドライバーが見当たらない。最盛期のインディカーシリーズは、エマーソンやマイケル、レイホールといったベテランドライバーに、ヴィルヌーヴやモントーヤなどの若手が食らい付くといった構図が見物だった。だが、若手が気を吐いているというのは、今も昔も同じである。
その気を吐いている若手だが、ダン・ウェルドン、サム・ホーニッシュJr、トーマス・シェクターあたりが注目株らしい。いずれも25歳前後のぴちぴち若手ドライバーである。いずれ記事にしようと思っているが、今年は各カテゴリーで女性ドライバーの活躍が目立っている。IRLでもダニカ・パトリックという女性ドライバーがフル参戦、今回の予選では2番手につけた。
レースはオーバル特有のデッドヒートの連続で、イエローもストレスがかからないくらいに発生して、見ごたえのあるものだった。優勝はダン・ウェルドンだったが、給油のギャンブルに失敗したシボレーのトーマス・シェクターは、面白い役回りになった。最後のイエローがもう少し早ければ、彼にも勝つ可能性があった。
次戦はインディ500。松浦が優勝するようなことがあれば、ウィナーズサークルでぜひ日本茶を飲んでもらいたい。
ごっつええ感じショートコントアーカイブ#8
・バビルくんとロデムくん
アニメ好きの松本ならではのコント。ヨミのアジトに囚われのバビルくん。ロデムくんが助けにくるがなぜかネタをやる。コント前半はヨミとバビルの掛け合い、後半はロデムのネタとなっている。終盤の人質は蔵野のコスプレショーみたいになった。
・兄貴
人気シリーズ。浜田工務店に借金の取立てに来た兄貴とマサ。とんちんかんな脅しでいつも借金を取り損ねる。浜田工務店はだんだん豪華になり、浜田建設、浜田コンツェルンとなって事業を拡大する。明確な最終回はなく、尻すぼみで終わったのは残念。
・ポチ
元の飼い主のところへやってきたポチだが、家族に冷たくあしらわれる。今田扮するポチの振る舞いはあくまでも人間で、その辺の家族との掛け合いが面白い。板尾の降板がなければ続いていたシリーズ。
・今田の相方シリーズ
シチュエーションは「なっちゃん」と似ている。スタジオのたまりにいる浜田に、弟子の今田が新しい相方を紹介する。一癖も二癖もある相方で、最後は浜田に怒られる。相方にはいろんな仕掛けがしてあって、大量に汗が吹き出るヅラシステムは以降も度々使用される。「蛇の目ちゃん」の回でやったネタは本当にダウンタウンのネタ。
・シンデレラ
コント中に浜田が逆ギレする。実はドッキリなのだが、そういうことはよくあるのだろう。今日のはドッキリでよかった、という感じである。特にYOUは、こんな修羅場を何度も見てきたせいか、どことなく慣れた感じが見受けられた。