去年はしこたま働いたので、今年は払うもんをちゃんと払わないといけない。
税務署に行くのはめんどくさいしまた忙しいからそんな暇もないので、今年も書面で提出した。
で、払う段になって、納付には税務署備え付けの用紙が要るようだ。コンビニで払うのにも要る。振替納税はまた別で申し込まないといけない。
e-Taxで電子納税もできるらしいが、カードリーダーとか要るんじゃないかと思ったら、それは要らないらしい。
というので、e-Taxを覗いてみた。
なるほど、ネットバンキングのペイジーで払えるらしい。で、手続き方法を見てみると、何やらいろいろと番号やらが必要らしい。
それの説明が全くない。
ネットバンキングで払うためには、利用者識別番号、納税用確認番号、納付区分コードというものが必要なのだ。
納付区分コードは手本に倣えばなんとかなるのだが、他の二つについての説明がどこにもない。
e-Taxのページを探ること数時間、その二つはe-Taxに登録するときに取得できるとようやくわかった。
つまり、ネットで納税しようとすると、カードリーダーがあってもなくても、結局はe-Taxに情報を登録する必要があるのだ。
利用者識別番号は、いわゆるIDみたいなもので、e-Taxにログインするときに必要になる。
納税用確認番号は、なんと自分で好きな数字を設定するのだ。それをe-Taxに登録しないといけない。
簡単に納税できると謳っているが、わかりにくいことこの上ない。
ネットの世界にもう十数年いる私ですら一日がかりである。普通のあまりネットを知らない人ができるわけがない。
おまけに、ウェブ版のe-Taxを使っていて、画面がホワイトアウトすること十数回。
全く話にならない。
この費やした時給分を税金から天引きしてやろうかとさえ思うくらいだ。
来年は経費水増ししてやる。