加賀れんこん

何年か前に金沢にいったときに、だんごの入った味噌汁が出た。もちっとした食感の中に、繊維質のつぶつぶがあって、めちゃめちゃおいしかった。
聞くと、れんこんのだんごだという。
家に帰ってつくってくれとおかんに頼むと、普通に売っているれんこんではできないとのたまった。
それが、加賀れんこんであった。
スーパーに買いに行って驚いたが、かなりの高級野菜である。十センチあまりのれんこんが500円オーバーなのだ。親指よりちょっと大きいだけのものも店頭に並んでいる。それほど貴重なのだ。
残念ながら買ってきたものは粘り気が弱くてだんごにはならなかったが、もちっとした感じはあのときのものだった。
金沢の隠れた名産品である。
加賀レンコン

クビキリギス

クビキリギス
Euconocephalus thunbergi
捕獲:鴨川河川敷
08/08/18

この辺のバッタがなかなか判別しにくい。口元が赤いのと、頭がかなり尖がっているので、クビキリギスと判明した。
顎が大きく、噛み付くと己の首がちぎれても離さないことからその名がついた。
稀に赤い色の個体が見つかることがあるそうだ。
ヒマさえあれば触覚や手足を掃除するかなりのおしゃれさんである。

涼しいなあ

8月でクーラーを全く入れなかった日というのは、たぶん今までなかったと思う。
京都は、最高気温が気象台観測で真夏日を下回った。
日本上空に、8月にしてはありえないほどの寒気が来ているそうだ。
もうこのまま涼しくなってくれてもいいが、そうはいかない。

鴨つけうどん

鴨つけうどん
うどんといえば讃岐、稲庭、あたりが有名だが、その店には草部うどんと書いてあった。
ネットで調べてみると、その店のことしか出てこない。まあええわ。
買い物に行ったスーパーの近くで食べたのがこの鴨つけうどんだ。
実は何を隠そう、牛、豚、鶏、以外の肉を食べるのは初めてである。鴨肉硬かったー。
右が鴨肉の入った付け汁なのだが、油っこいというか、これは鴨の油なのだろうか、味は濃くなかったが、とにかく油っこかった。うどんはさすがにコシがあっておいしかった。
ちなみに左は、発芽玄米のとろろがけである。とろろウマー。
若いバイトくんが多くて(夏休みだからね)、接客の要領はイマイチだったが、古民家風の造りで、個室までいかないが席がきっちり仕切られていて、他人の目を全く気にしないで食事ができるのはポイントだ。
でも次にこのスーパー来るとしたら、食事は隣のバーミヤンかな。

トノサマバッタ

トノサマバッタ
Locusta migratoria
捕獲:鴨川河川敷

一番えらいバッタである。んなことはない。まあでも、一応一番大きいらしい。
このクラスのバッタになると、脚力もすごいが飛翔力もある。
しかし大きさでいえばショウリョウバッタのメスのほうが大きい。そのうち10cmオーバーを見つけて報告しよう。

金沢駅


いつの間にか東口がこんなになっていた。
昔は電車で来ていたが、最近は車ばかりで、駅に来るのはお土産を買いに来るときくらいだ。
これを見ると、京都駅がやはり京都らしくないというのがわかる。こっちのほうが京都っぽい。
駅前もだいぶ高いビルが建った。近江町市場の入り口も隣で何やら工事中だった。
新幹線もできることだし、金沢も野暮ったい都市化が進むのだろう。